目次
企業情報
会社名 | 株式会社トヨタ車体研究所 | |||
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業種 | 大分類:その他 小分類:サービス業(他に分類されないもの) | |||
本社所在地 (都道府県) | 鹿児島県 | |||
女性の働きやすさ認定表彰 | ||||
採用人数に占める女性割合 | (事務職)0 % (技術職)30 % | |||
採用競争率(女性) | (正社員)2.3 倍 | |||
全社員のうち女性の割合 | 36 % | |||
勤続年数 | (事務職)12 年 (技術職)12 年 | |||
育休取得率 | (男性社員)8 % (女性社員)100 % | |||
平均残業時間 | 18.25時間/月 | |||
有給取得率 | 99.8 % | |||
女性管理職の割合 | (係長級) 5 % (管理職) 4 % (役員等) 0 % | |||
企業規模 | 301〜500人 | |||
データ基準日 | 2020年4月時点 |
女性の働きやすさ総合評価 89点
総合評価は89 点。Amazon風に5段階評価すると となります。人によって重視するポイントが変わってくるため、この総合評価89点だ けで判断しないようにしましょう。
メリット デメリット
「株式会社トヨタ車体研究所」の女性の働きやすさの評価をまとめると下記のようになります。
ポイントによっては気にな らない人もいると思います。何を大事にするかをよく検討してください。
良い点・メリット
- 男女の採用比率が少し偏っているが問題なし
- 男女の社員比率のバランスが良い
- 勤続年数は若干長い
- 育休取得率が高い
- 残業時間が非常に短い
- 有給取得が非常に多い
- 情報公開量が非常に多い
悪い点・デメリット
- 社会的表彰を受けておらず、認められていないが努力はしている
- 女性管理職割合が小さい
項目別評価
【90点】情報公開の評価
株式会社トヨタ車体研究所の情報公開度について評価していきます。
情報公開度 | ポイント |
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90点 | 情報公開量が非常に多い |
この企業は女性の活躍を意識した全ての情報を公開しています。
さまざまな情報を会社で率先して集めており、いつでも企業情報を公開できるように整理されています。あたりまえですが普段から情報を整理し分析することで、従業員の能力開発や女性の活躍を推進することができます。女性社員を重要視し「働き方の改革を自信をもって進めている」と言ってもいいでしょう。現時点で改革の成果が出ていない可能性もありますが、十分にやる気があるという会社です。
その点から女性に就職をオススメできる会社と言ってもよいでしょう
参考までにこの企業の情報公開項目は下記のような状態です。
情報項目 | 情報公開 |
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社会的評価データ | 公開済み |
採用データ | 公開済み |
社員データ | 公開済み |
勤続年数データ | 公開済み |
退職率データ | - |
育休取得データ | 公開済み |
残業時間データ | 公開済み |
女性管理職データ | 公開済み |
【20点】社会的評価
女性の働きやすさを重視した企業は、経済会から表彰を受けていることが多いです。確認してみましょう
社会的評価 | ポイント |
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20点 | 社会的に認められていないが努力はしている |
くるみん認定 | 取得なし |
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プラチナくるみん認定 | 取得なし |
えるぼし認定 | |
イクメン企業アワード | 取得なし |
ユースエール認定 | 取得なし |
なでしこ銘柄 | 取得なし |
ダイバーシティ経営企業100選 | 取得なし |
100選プライム | 取得なし |
均等・両立推進企業表彰 (年度) | 取得なし |
厚生労働大臣最優良賞 (年度) | 取得なし |
均等推進企業部門(年度) | 取得なし |
ファミリー・フレンドリー企業部門(年度) | 取得なし |
株式会社トヨタ車体研究所は社会的な表彰をいくつか受けています。1つでも受賞している場合はすごい会社だと考えてください。
この会社は、少なからず女性の働きやすさについて社会的表彰を受けている会社になります。
何も表彰を受けていない企業が8割ほどある中で、表彰されている時点で全体から見ると上位にあたります。
何かしら努力をしなければ、このような社会的表彰を受けることはなく、女性に働きやすい会社の努力をしていると考えても良いと思います。この後の各項目評価をあわせ見ることで、より女性の働きやすい会社になっているかどうかを確認してきましょう。
【67点】全採用数に対する女性採用数の評価
女性採用数の評価 | ポイント |
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67点 | 男女の採用比率が少し偏っているが問題なし |
株式会社トヨタ車体研究所の採用全体における女性の割合は 30% です。
女性採用数は問題ありません。ただ男女の採用比率が少し偏っています。ただこの程度の偏りは気にする必要はなく、十分に女性管理者を増やしたり、女性に活躍したりを期待できる会社といえます。一方で採用人数の関係で、女性同士の同期の競争もある程度は覚悟しておくべきだといえます。また会社によっては強いダイバーシティ推進により、妙な女性優遇がされている可能性もあります。このあたりのバランスはよく調査をしたほうがよいでしょう。
事務職 | 0 % | |||
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技術職 | 30 % | |||
0 % |
参考までに「採用倍率」も調べてみましたが、公表されていないようです。
【82点】全従業員に対する女性社員の割合の評価
女性比率の評価 | ポイント |
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82点 | 男女の社員比率のバランスが良い |
株式会社トヨタ車体研究所の全社員に対する女性社員の比率は 36% です。3人に1人は女性です。
男女の従業員数のバランスがとても良い会社です。ほぼ1:1になっており女性社員が多すぎるということもありません。ここまでバランスが良いと、意識して女性と男性の採用数を調整していると思われます。
実際、女性の社員比率が多すぎることで、その会社の女性特有文化が強くなることもあるため、ちょうど半々ぐらいが社風や文化、モチベーションに対しても良いことが多いです。
そういう意味で男女比率の観点で、この会社はとても良いバランスだと言えます。
どちらかというと「女性採用が増えてきているか」という「女性社員増加傾向」を重視したほうがよいですね。これが1以上になっていると、近年、女性向け採用を増やしていると言え、女性向け職場改革を意識しているといえます。
女性社員比率 | 36 % |
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女性採用比率 | 30 % |
女性社員増加傾向 | 0.4 |
女性社員比率は 36% 、女性の採用比率が 30% なので、現在の女性社員比率よりも採用比率のほうが小さく、一時的にでも女性社員を減らす方向へ採用方針が動いている可能性がありますね。
【60点】勤続年数・離職率の評価
勤続年数の評価 | ポイント |
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60点 | 勤続年数は普通 |
株式会社トヨタ車体研究所の女性勤続年数は 12 年 です。
勤続年数は他の会社や世間一般からみて普通レベルの会社です。このような会社の特徴を説明していきますね。
まず女性にとって重要な育児環境について、産休が取りやすい、休暇が取りやすいなど育児の環境が若干整っている会社です。
仕事の多さや残業の観点に着目すると、仕事が多いため残業時間が長くなる傾向がありますが、近年の働き方改革で業務時間が減り始めている可能性があります。業種によっては育児と平行することが難しい場合もあり、例えば別の会社では、携帯を持たされた上で24時間 365日の呼び出し体制を構築しているなど、何らかの事情を抱えてている可能性があります。
社風や人間関係について居心地は悪くないようです。人間関係が合わない人もいるでしょうが、総じて社風や人間関係は悪いわけではない会社です。
キャリアについて、女性社員の比率やダイバーシティの推進度合いによりますが、昇給が男性に有利であることが多いです。そのためキャリアをつもうという女性はおらず、結婚を機にやめるパターンが多いです。
長く務めている人の特徴として、未婚である人が多い、もしくは結婚しても子供を持たない女性が多いです。
寿退社をきっかけにやめる人が多いですね。
勤続年数の内訳も紹介します。やはり職種ごとに勤続年数は変わります。自分が興味のある職種の勤続年数が少なすぎないかを確認してみてください。
内訳(職種別) | 男性勤続年数 | 女性勤続年数 |
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事務職 | 21 年 | 12 年 |
技術職 | 17 年 | 12 年 |
0 年 | 0 年 |
また職種ごとの10年後 継続率も調べてみました。自分が興味のある職種がどれだけ社員がやめていないか確認して みてください。10年後の継続率は公開している企業や情報自体が少なく、分かり次第追加していきます。
内訳(職種別) | 男性10年後 継続率 | 女性10年後 継続率 |
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【67点】育休取得率の評価
育休取得率 | ポイント |
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67点 | 育休取得率が高い |
株式会社トヨタ車体研究所の女性育休取得率は 100 % です。
育休取得率の観点から見ると、世間一般的にこの会社は高い方です。
育休制度について育休後も職場復帰がしやすい環境が整えられているため、育休取得率は高いです。
雰囲気はグループや部署に限らず、女性社員は育休を取るのが当たり前と言う雰囲気です。女性社員通しも「育休を取られてると困る」とは全く思っていません。
女性の年齢の観点では、<女性管理職が多い場合>そもそも女性の管理職が多いことから、女性の権限も尊重されていることも注目するべきポイントでしょう
最終的に育休を十分にとることができます
育休取得率の内訳ですが、やはり職種ごとに育休取得率は違うようです。女性の育休取得率はすべての会社で高い傾向があります。重要なのは男性の育休取得率が高いかどうかをチェックしてみましょう。男女ともに育休が取りやすい文化が育っ ているかが重要になります。
内訳(職種別) | 男性 育休取得率 | 女性 育休取得率 | |
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事務職 | 0 % | 0 % | |
技術職 | 8 % | 100 % | |
0 % | 0 % |
【100点】残業時間の評価
残業時間 | ポイント |
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100点 | 残業時間が非常に短い |
株式会社トヨタ車体研究所の従業員の平均残業時間は 18.25時間 です。
この会社で行われている働き方改革は
全社目標値や定時の日の設定
があるようです。
残業時間が世間一般から見ると、非常に短い会社のようです(実情は違ってそうですが)
働き方改革の影響で残業時間を計上しての仕事が認められていないため残業が少なくなっていると思われます。しかし月末など事務処理の繁忙時期になれば、1日あたり2~3時間程の残業を行っているのが実情です。
女性に限らず、自由度が高く仕事が終わったら早く帰る風潮があります。人によっては繁忙期は残業する人もいますが、会社全体として18時半を過ぎるとどんどん社員が帰りだすため残業しにくいです。定時内に効率よく仕事をして、プライベートを大事にしたいという人も 多いようです。
勤続年数が短い場合は、残業をするほどの仕事がない場合もあります。残業をしたくないので時間内におさめられるように計画を立てて遂行できるレベルの仕事量と考えて良いでしょう。
最近は働き方改革でどの会社も残業時間が減ってきています。ただ残業時間が少ないからといって仕事が楽になったわけではありません。会社での残業時間の計測方法で公表されている残業時間よりも多くの残業を行っている可能性があります。公表され ているデータの+10~20時間程度は残業時間があると考えたほうが良いでしょう。
内訳(職種別) | 残業時間 |
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事務職(正社員) | 16.8 時間 |
事務職(嘱託社員) | 13 時間 |
技術職(正社員) | 30.8 時間 |
技術職(嘱託社員) | 12.4 時間 |
【83点】有給取得率の評価
有給取得率 | ポイント |
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83点 | 有給取得が非常に多い |
株式会社トヨタ車体研究所の従業員の有給取得率は 99.8 %%です。
女性、男性にかかわらず、会社として有給取得率の向上に取り組んでいる。会社としての有給取得率の目標が8割を目指しているので、 全従業員がこの数値を達成すべく積極的に有給をとっています。数値未達の部署は会社から指導が入るようになっています。
仕事は忙しいものの、そもそも忙しい時期と暇な時期がだいたい予見できるため、旅行など事前の計画を立てやすく、そういう点でも大型の有給取得計画がたてやすいです。 有給を取得したい旨を伝えても叱られる事はなく取りやすい雰囲気になっています。基本は調整が必要ですが十分に有給は取得できます。 上司自身が有給を度々取得しており、その上司の指示で取得を促すこともあり、そういう点でも取得できる環境といえます。 ただ、部署やグループによってはかなり仕事が忙しい時期もあり、その場合は有休を申請しづらい場合もありますが、あまり気にしなくて もよいでしょう。
仕事量や人員的にも有給が取得できるボリュームになっています。
女性の意見が通りやすい環境というのもあり、その点でも積極的に有給休暇が取得しやすい会社ともいえるでしょう。
最近は働き方改革でどの会社も残業時間が減ってきています。ただ残業時間が少ないからといって仕事が楽になったわけではありません。会社での残業時間の計測方法で公表されている残業時間よりも多くの残業を行っている可能性があります。公表され ているデータの1.5倍程度は残業時間があると考えたほうが良いでしょう。
有給取得率 | 99.8 % |
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【20点】女性管理職割合の評価
女性管理職割合 | ポイント |
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20点 | 女性管理職割合がほぼ0 |
株式会社トヨタ車体研究所の女性管理職割合は 4 % です。
女性社員が昇格しない風土がある。女性社員の人事考課が低く昇給しにくいため、管理職はほぼいないといえる。
・女性社員の比率が40%を下回るような男性中心の会社の場合
女性採用数が少ないか、もしくは管理職として活躍できる年齢(35歳前後)まで勤務を継続できる女性の人数が少ないというのが原因の 一つと言えるでしょう。
<女性採用数が少ない場合>
女性の採用人数が少なく、管理職になる年代の女性が圧倒的に少ない状況です。
<女性採用数が多い場合>
最近は、働き方改革などで育児休暇などが認められる傾向がありますが、今まではそういった制度も利用できず、結婚を機に退職される女 性が多いと考えられます。
そのため、管理職になる年代の女性が圧倒的に少ない状況です。
会社によっては現時点で女性管理職の育成を図っているところもありますが、当面の昇給は厳しいと考えて良いでしょう。女性の管理職として男性管理職が多い状況では、仕事がやりづらい場面もあります。男性が活躍する場面は提供しているが、女性が活躍する場面は提供 は低く、女性への理解が少ないことも想定されます。
女性特有の問題もあり、管理職になりたいと思っている女性がまずいないことも女性管理職が少ない理由となります。仕事内容としてもハードで、女性社員定着率が悪いことも十分ありえます。仕事がきつい上に責任を持たされたらかなわない。というのが正直な女性の気持 ちでしょう。
管理職になっている女性の割合。せっかく入社した際には、それなりのキャリアを目指したいものです。ただ管理職層に男性が多い会社は、まだダイバーシティが完全に浸透していない可能性があります。
ただ管理職層をいきなり入れ替えることは難しいため、女性の採用割合が増えている会社は、徐々に管理職層での女性割合も増えていくと考えて良いでしょう。
内訳(職種別) | 女性割合 |
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係長 女性割合 | 5 % |
管理職 女性割合 | 4 % |
役員 女性割合 | 0 % |
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