目次
企業情報
会社名 | 株式会社東邦銀行 | |||
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業種 | 大分類:金融業 小分類:その他金融業、保険業 | |||
本社所在地 (都道府県) | 福島県 | |||
女性の働きやすさ認定表彰 | 均等・両立推進企業表彰-ファミリー・フレンドリー企業部門 | |||
採用人数に占める女性割合 | (総合職)61.5 % (エリア総合職)83.3 % | |||
採用競争率(女性) | (総合職)5.3 倍 (エリア総合職)11.6 倍 | |||
全社員のうち女性の割合 | 53 % | |||
勤続年数 | (総合職)6 年 (エリア総合職)17.1 年 ※10年後の離職率は 59 % | |||
育休取得率 | (男性社員)100 % (女性社員)100 % | |||
平均残業時間 | 6.06時間/月 | |||
有給取得率 | 65.95 % | |||
女性管理職の割合 | (係長級) 30 % (管理職) 5 % (役員等) 6 % | |||
企業規模 | 1001〜5000人 | |||
データ基準日 | 2019年3月時点 |
女性の働きやすさ総合評価 100点
総合評価は100 点。Amazon風に5段階評価すると となります。人によって重視するポイントが変わってくるため、この総合評価100点だ けで判断しないようにしましょう。
メリット デメリット
「株式会社東邦銀行」の女性の働きやすさの評価をまとめると下記のようになります。
ポイントによっては気にな らない人もいると思います。何を大事にするかをよく検討してください。
良い点・メリット
- 社会的に認められた企業であり、女性向けの職場づくりも進んでいる
- 男性や女性のバランス良く採用している
- 男女の社員比率のバランスが良い
- 勤続年数は若干長い
- 育休取得率が高い
- 残業時間が非常に短い
- 有給取得が多い
- 女性管理職割合が多い
- 情報公開量が非常に多い
悪い点・デメリット
- 特になし
項目別評価
【100点】情報公開の評価
株式会社東邦銀行の情報公開度について評価していきます。
情報公開度 | ポイント |
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100点 | 情報公開量が非常に多い |
この企業は女性の活躍を意識した全ての情報を公開しています。
さまざまな情報を会社で率先して集めており、いつでも企業情報を公開できるように整理されています。あたりまえですが普段から情報を整理し分析することで、従業員の能力開発や女性の活躍を推進することができます。女性社員を重要視し「働き方の改革を自信をもって進めている」と言ってもいいでしょう。現時点で改革の成果が出ていない可能性もありますが、十分にやる気があるという会社です。
その点から女性に就職をオススメできる会社と言ってもよいでしょう
参考までにこの企業の情報公開項目は下記のような状態です。
情報項目 | 情報公開 |
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社会的評価データ | 公開済み |
採用データ | 公開済み |
社員データ | 公開済み |
勤続年数データ | 公開済み |
退職率データ | 公開済み |
育休取得データ | 公開済み |
残業時間データ | 公開済み |
女性管理職データ | 公開済み |
【90点】社会的評価
女性の働きやすさを重視した企業は、経済会から表彰を受けていることが多いです。確認してみましょう
社会的評価 | ポイント |
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90点 | 職場づくりが進んでおり、社会的に十分認められている |
くるみん認定 | |
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プラチナくるみん認定 | 取得なし |
えるぼし認定 | |
イクメン企業アワード | 取得なし |
ユースエール認定 | 取得なし |
なでしこ銘柄 | 取得なし |
ダイバーシティ経営企業100選 | |
100選プライム | 取得なし |
均等・両立推進企業表彰 (年度) | |
厚生労働大臣最優良賞 (年度) | 取得なし |
均等推進企業部門(年度) | |
ファミリー・フレンドリー企業部門(年度) |
株式会社東邦銀行は社会的な表彰をいくつか受けています。1つでも受賞している場合はすごい会社だと考えてください。
上記を見てわかるように「女性の働きやすい職場改革」が進んでおり、社会的にも十分PRができるレベルで、かつ世の中に十分認められている会社になります。
全企業の上位数パーセントがこのレベルに達しています。企業全体の傾向としては「女性が主戦力の会社」「女性向けの商品を使っている会社」が表彰を受けやすい傾向がありますね。
女性中心の会社でない場合であっても「女性を戦力として最重要視」していることは疑いようがなく、人材獲得の観点でも業界を切り開いていくパイオニア的な企業と言えます。
女性が活躍できる企業として今後経営の方針が変わることはあまりないでしょう。このあとのいろいろな指標を確認し、自分が働きやすい会社かを確認すると良いです。
【83点】全採用数に対する女性採用数の評価
女性採用数の評価 | ポイント |
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83点 | 男性や女性のバランス良く採用しています |
株式会社東邦銀行の採用全体における女性の割合は 72% です。
最近の企業では珍しいほどの男女バランスが取れた採用数です。これほどのバランスが取れている会社は他にはありません。このレベルは女性が十分戦力として活躍している会社だと言ってもよいでしょう。女性向けの職場環境も整っていると考えられます
一方で、女性が多いことから女性同士の競争もある程度は覚悟しておいたほうがよいでしょう。
総合職 | 61.5 % | |||
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エリア総合職 | 83.3 % | |||
0 % |
参考までに「採用倍率」も調べてみましたが、公表されていないようです。
【99点】全従業員に対する女性社員の割合の評価
女性比率の評価 | ポイント |
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99点 | 男女の社員比率のバランスが良い |
株式会社東邦銀行の全社員に対する女性社員の比率は 53% です。2人に1人は女性です。
男女の従業員数のバランスがとても良い会社です。ほぼ1:1になっており女性社員が多すぎるということもありません。ここまでバランスが良いと、意識して女性と男性の採用数を調整していると思われます。
実際、女性の社員比率が多すぎることで、その会社の女性特有文化が強くなることもあるため、ちょうど半々ぐらいが社風や文化、モチベーションに対しても良いことが多いです。
そういう意味で男女比率の観点で、この会社はとても良いバランスだと言えます。
どちらかというと「女性採用が増えてきているか」という「女性社員増加傾向」を重視したほうがよいですね。これが1以上になっていると、近年、女性向け採用を増やしていると言え、女性向け職場改革を意識しているといえます。
女性社員比率 | 53 % |
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女性採用比率 | 72 % |
女性社員増加傾向 | 0.7 |
女性社員比率は 53% 、女性の採用比率が 72% なので、現在の女性社員比率よりも採用比率のほうが小さく、一時的にでも女性社員を減らす方向へ採用方針が動いている可能性がありますね。
【58点】勤続年数・離職率の評価
勤続年数の評価 | ポイント |
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58点 | 勤続年数は普通 |
株式会社東邦銀行の女性勤続年数は 6 年 です。
勤続年数は他の会社や世間一般からみて普通レベルの会社です。このような会社の特徴を説明していきますね。
まず女性にとって重要な育児環境について、産休が取りやすい、休暇が取りやすいなど育児の環境が若干整っている会社です。
仕事の多さや残業の観点に着目すると、仕事が多いため残業時間が長くなる傾向がありますが、近年の働き方改革で業務時間が減り始めている可能性があります。業種によっては育児と平行することが難しい場合もあり、例えば別の会社では、携帯を持たされた上で24時間 365日の呼び出し体制を構築しているなど、何らかの事情を抱えてている可能性があります。
社風や人間関係について居心地は悪くないようです。人間関係が合わない人もいるでしょうが、総じて社風や人間関係は悪いわけではない会社です。
キャリアについて、女性社員の比率やダイバーシティの推進度合いによりますが、昇給が男性に有利であることが多いです。そのためキャリアをつもうという女性はおらず、結婚を機にやめるパターンが多いです。
長く務めている人の特徴として、未婚である人が多い、もしくは結婚しても子供を持たない女性が多いです。
寿退社をきっかけにやめる人が多いですね。
勤続年数の内訳も紹介します。やはり職種ごとに勤続年数は変わります。自分が興味のある職種の勤続年数が少なすぎないかを確認してみてください。
内訳(職種別) | 男性勤続年数 | 女性勤続年数 |
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総合職 | 19.1 年 | 6 年 |
エリア総合職 | 25.1 年 | 17.1 年 |
0 年 | 0 年 |
また職種ごとの10年後 継続率も調べてみました。自分が興味のある職種がどれだけ社員がやめていないか確認して みてください。10年後の継続率は公開している企業や情報自体が少なく、分かり次第追加していきます。
内訳(職種別) | 男性10年後 継続率 | 女性10年後 継続率 | |
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エリア総合職 | 0 % | 53 % |
【67点】育休取得率の評価
育休取得率 | ポイント |
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67点 | 育休取得率が高い |
株式会社東邦銀行の女性育休取得率は 100 % です。
育休取得率の観点から見ると、世間一般的にこの会社は高い方です。
育休制度について育休後も職場復帰がしやすい環境が整えられているため、育休取得率は高いです。
雰囲気はグループや部署に限らず、女性社員は育休を取るのが当たり前と言う雰囲気です。女性社員通しも「育休を取られてると困る」とは全く思っていません。
女性の年齢の観点では、<女性管理職が多い場合>そもそも女性の管理職が多いことから、女性の権限も尊重されていることも注目するべきポイントでしょう
最終的に育休を十分にとることができます
育休取得率の内訳ですが、やはり職種ごとに育休取得率は違うようです。女性の育休取得率はすべての会社で高い傾向があります。重要なのは男性の育休取得率が高いかどうかをチェックしてみましょう。男女ともに育休が取りやすい文化が育っ ているかが重要になります。
内訳(職種別) | 男性 育休取得率 | 女性 育休取得率 | |
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総合職 | 100 % | 100 % | |
エリア総合職 | 100 % | 100 % | |
0 % | 0 % |
【100点】残業時間の評価
残業時間 | ポイント |
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100点 | 残業時間が非常に短い |
株式会社東邦銀行の従業員の平均残業時間は 6.06時間 です。
この会社で行われている働き方改革は
・早帰り日の設定(とうほう Every week Premium Wednesday!!・全行一斉早帰り週間)
・フレックスタイム制
・朝型勤務へのシフト
・働き方改革や業務改革推進プロジェクトによる本部横断的な業務改革の取組み
があるようです。
残業時間が世間一般から見ると、非常に短い会社のようです(実情は違ってそうですが)
働き方改革の影響で残業時間を計上しての仕事が認められていないため残業が少なくなっていると思われます。しかし月末など事務処理の繁忙時期になれば、1日あたり2~3時間程の残業を行っているのが実情です。
女性に限らず、自由度が高く仕事が終わったら早く帰る風潮があります。人によっては繁忙期は残業する人もいますが、会社全体として18時半を過ぎるとどんどん社員が帰りだすため残業しにくいです。定時内に効率よく仕事をして、プライベートを大事にしたいという人も 多いようです。
勤続年数が短い場合は、残業をするほどの仕事がない場合もあります。残業をしたくないので時間内におさめられるように計画を立てて遂行できるレベルの仕事量と考えて良いでしょう。
最近は働き方改革でどの会社も残業時間が減ってきています。ただ残業時間が少ないからといって仕事が楽になったわけではありません。会社での残業時間の計測方法で公表されている残業時間よりも多くの残業を行っている可能性があります。公表され ているデータの+10~20時間程度は残業時間があると考えたほうが良いでしょう。
内訳(職種別) | 残業時間 |
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総合職 | 8.3 時間 |
エリア総合職 | 9.2 時間 |
特定職 | 6.2 時間 |
嘱託 | 3.3 時間 |
パートナー | 3.3 時間 |
【55点】有給取得率の評価
有給取得率 | ポイント |
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55点 | 有給取得率は普通 |
株式会社東邦銀行の従業員の有給取得率は 65.95 %%です。
長年有給をとる習慣がなかったため、そもそも取得する際に社員が周りに遠慮しているような気配がある。
人数に対してかなり多いため、有給を取れる状況ではない。 仕事自体は難しくない部分もあるけれど、その部分に対して人を追加できるほど、マニュアル化や手順化が進んでいない状況 営業部門についてはルート営業で回っているため、代わりの人がまわろうにもなかなか話がかみ合わないなど、引き継ぎの問題も起きてい る状況。 少ない人数で回しているため、休んだら一人ひとりの負担が大きくなる仕事量となっている。
営業などの部署によっては、与えられた売上目標があるため、旅行や子供に関することなど、明確な予定がある時以外は取りたがらない人が多い。会社は取るように指示は出ているので、最小限の有給については取得しているような状況。
最近は働き方改革でどの会社も残業時間が減ってきています。ただ残業時間が少ないからといって仕事が楽になったわけではありません。会社での残業時間の計測方法で公表されている残業時間よりも多くの残業を行っている可能性があります。公表され ているデータの1.5倍程度は残業時間があると考えたほうが良いでしょう。
有給取得率 | 65.95 % |
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【67点】女性管理職割合の評価
女性管理職割合 | ポイント |
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67点 | 女性管理職割合が多い |
株式会社東邦銀行の女性管理職割合は 13 % です。
個人能力や実績、勤務年数などを評価する会社のため、男女に関わらず管理職への配置がされています。ただ、全社員に対する女性比率についても合わせて確認しておいたほうがよいでしょう
・女性社員の比率が40%を超えているような女性中心の会社の場合
そもそも女性の人数も多いことから、それに応じて女性管理職も多いという理由になります。
・女性社員の比率が40%を下回るような男性中心の会社の場合
男性社員が多いにも関わらず、女性の管理職が多いというのは、女性が活躍する場が用意されており、実際に活躍できるという点で、女性管理職が多いようです。
また、会社の方針で女性の管理職を増やそうとしていますので、女性社員に対する評価は男性と変わらず、女性管理職の育成も図っています。管理職においても男女比の均衡化が社風として定着してきているようです。
管理職になっている女性の割合。せっかく入社した際には、それなりのキャリアを目指したいものです。ただ管理職層に男性が多い会社は、まだダイバーシティが完全に浸透していない可能性があります。
ただ管理職層をいきなり入れ替えることは難しいため、女性の採用割合が増えている会社は、徐々に管理職層での女性割合も増えていくと考えて良いでしょう。
内訳(職種別) | 女性割合 |
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係長 女性割合 | 30 % |
管理職 女性割合 | 5 % |
役員 女性割合 | 6 % |
会社から提供されている補足事項
〇女性の役席者比率(役席者:係長級以上の役職者)19.7%(2019.10.1現在)
〇企業トップが「「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言」に賛同している。
〇「イクボス企業同盟」に加盟している。
〇2017年度内閣府「女性が輝く先進企業表彰」において「内閣総理大臣表彰受賞。
〇経済産業省「健康経営優良法人2019(大規模法人部門)」認定取得。
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