[95点]積水ハウス株式会社を女性が働きやすいか企業分析してみた

5.0



企業情報

会社名積水ハウス株式会社
業種大分類:建設
小分類:その他建設業
本社所在地
(都道府県)
大阪府
女性の働きやすさ認定表彰
  • 企業認定等-くるみん認定
  • くるみん
  • 企業認定等-えるぼし認定2段目
  • えるぼし認定2段目
  • 企業認定等-イクメン企業アワード
  • イクメンアワード
  • ダイバーシティ経営100選
  • ダイバーシティ経営100選
    採用人数に占める女性割合(総合職)27.8 %
    (総合職以外の正社員)60.8 %
    採用競争率(女性)(総合職)2 倍
    (総合職以外の正社員)3.3 倍
    全社員のうち女性の割合35 %
    勤続年数(正社員)11 年
    ※10年後の離職率は 51 %
    育休取得率(男性社員)100 %
    (女性社員)100 %
    平均残業時間21.8時間/月
    有給取得率56.9 %
    女性管理職の割合(係長級) 16 %
    (管理職) 3 %
    (役員等) 4 %
    企業規模5001人以上
    データ基準日2020年1月時点



    女性の働きやすさ総合評価 95点

    総合評価は95 点。Amazon風に5段階評価すると 5.0 となります。人によって重視するポイントが変わってくるため、この総合評価95点だ けで判断しないようにしましょう。

    メリット デメリット

    「積水ハウス株式会社」の女性の働きやすさの評価をまとめると下記のようになります。

    ポイントによっては気にな らない人もいると思います。何を大事にするかをよく検討してください。

    良い点・メリット

    • 社会的に表彰されており、女性向けの職場づくりの努力が社会的に評価され始めてきてる
    • 男性や女性のバランス良く採用している
    • 男女社員の比率は問題なし
    • 勤続年数は若干長い
    • 育休取得率が高い
    • 残業時間が非常に短い
    • 有給取得率は普通
    • 女性管理職割合が普通
    • 情報公開量が非常に多い

    悪い点・デメリット

    • 特になし



    項目別評価

    【100点】情報公開の評価

    積水ハウス株式会社の情報公開度について評価していきます。

    情報公開度ポイント
    100点情報公開量が非常に多い

    この企業は女性の活躍を意識した全ての情報を公開しています。

    さまざまな情報を会社で率先して集めており、いつでも企業情報を公開できるように整理されています。あたりまえですが普段から情報を整理し分析することで、従業員の能力開発や女性の活躍を推進することができます。女性社員を重要視し「働き方の改革を自信をもって進めている」と言ってもいいでしょう。現時点で改革の成果が出ていない可能性もありますが、十分にやる気があるという会社です。

    その点から女性に就職をオススメできる会社と言ってもよいでしょう

    参考までにこの企業の情報公開項目は下記のような状態です。

    情報項目情報公開
    社会的評価データ公開済み
    採用データ公開済み
    社員データ公開済み
    勤続年数データ公開済み
    退職率データ公開済み
    育休取得データ公開済み
    残業時間データ公開済み
    女性管理職データ公開済み

    【50点】社会的評価

    女性の働きやすさを重視した企業は、経済会から表彰を受けていることが多いです。確認してみましょう

    社会的評価ポイント
    50点職場づくりの努力が社会的に評価され始めてきてる
    くるみん認定くるみん
    プラチナくるみん認定取得なし
    えるぼし認定えるぼし認定2段目
    イクメン企業アワードイクメンアワード
    ユースエール認定取得なし
    なでしこ銘柄取得なし
    ダイバーシティ経営企業100選ダイバーシティ経営100選
    100選プライム取得なし
    均等・両立推進企業表彰
    (年度)
    取得なし
    厚生労働大臣最優良賞
    (年度)
    取得なし
    均等推進企業部門(年度)取得なし
    ファミリー・フレンドリー企業部門(年度)取得なし

    積水ハウス株式会社は社会的な表彰をいくつか受けています。1つでも受賞している場合はすごい会社だと考えてください。

    女性に働きやすい会社として改革を進めており、さらに対外報告の点でも効果が表れてきている会社です。

    この後説明する各項目評価で、勤務時間や残業情報も見える化されるようになっており、女性の働きやすさの可視化が進んでいると思います。

    経済誌や求人誌でも女性に働きやすい会社として知られている会社になります。就職したとしても不当な扱いは受けにくいと考えてよいでしょう。

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    【100点】全採用数に対する女性採用数の評価

    女性採用数の評価ポイント
    100点男性や女性のバランス良く採用しています

    積水ハウス株式会社の採用全体における女性の割合は 44% です。

    最近の企業では珍しいほどの男女バランスが取れた採用数です。これほどのバランスが取れている会社は他にはありません。このレベルは女性が十分戦力として活躍している会社だと言ってもよいでしょう。女性向けの職場環境も整っていると考えられます

    一方で、女性が多いことから女性同士の競争もある程度は覚悟しておいたほうがよいでしょう。

    各職種における採用数に対する女性の割合
    総合職27.8 %
    総合職以外の正社員60.8 %
    0 %

    参考までに「採用倍率」も調べてみましたが、公表されていないようです。

     

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    【80点】全従業員に対する女性社員の割合の評価

    女性比率の評価ポイント
    80点男女社員の比率は問題なし

    積水ハウス株式会社の全社員に対する女性社員の比率は 35% です。3人に1人は女性です。

    男女の社員比率のバランスが完璧とは言えず、少し男女比率に偏りがあります。ただ全体から見たバランスとしてはトップレベルで、男女の社員比率がこれ以上にバランスが取れている会社は少ないです。

    従業員の男女比は気にするレベルではありませんので、他の指標を見て女性向けの職場環境が十分に揃っているかどうかを判断するとよいでしょう。

    どちらかというと「女性採用が増えてきているか」という「女性社員増加傾向」を重視したほうがよいですね。これが1以上になっていると、近年、女性向け採用を増やしていると言え、女性向け職場改革を意識しているといえます。

    女性社員の増加傾向
    女性社員比率35 %
    女性採用比率44 %
    女性社員増加傾向0.6

    女性社員比率は 35% 、女性の採用比率が 44% なので、現在の女性社員比率よりも採用比率のほうが小さく、一時的にでも女性社員を減らす方向へ採用方針が動いている可能性がありますね。

     

    【55点】勤続年数・離職率の評価

    勤続年数の評価ポイント
    55点勤続年数は普通

    積水ハウス株式会社の女性勤続年数は 11 年 です。

    勤続年数は他の会社や世間一般からみて普通レベルの会社です。このような会社の特徴を説明していきますね。

    まず女性にとって重要な育児環境について、産休が取りやすい、休暇が取りやすいなど育児の環境が若干整っている会社です。

    仕事の多さや残業の観点に着目すると、仕事が多いため残業時間が長くなる傾向がありますが、近年の働き方改革で業務時間が減り始めている可能性があります。業種によっては育児と平行することが難しい場合もあり、例えば別の会社では、携帯を持たされた上で24時間 365日の呼び出し体制を構築しているなど、何らかの事情を抱えてている可能性があります。

    社風や人間関係について居心地は悪くないようです。人間関係が合わない人もいるでしょうが、総じて社風や人間関係は悪いわけではない会社です。

    キャリアについて、女性社員の比率やダイバーシティの推進度合いによりますが、昇給が男性に有利であることが多いです。そのためキャリアをつもうという女性はおらず、結婚を機にやめるパターンが多いです。

    長く務めている人の特徴として、未婚である人が多い、もしくは結婚しても子供を持たない女性が多いです。

    寿退社をきっかけにやめる人が多いですね。

    勤続年数の内訳も紹介します。やはり職種ごとに勤続年数は変わります。自分が興味のある職種の勤続年数が少なすぎないかを確認してみてください。

    内訳(職種別)男性勤続年数女性勤続年数
    正社員17.7 年11 年
    0 年0 年
    0 年0 年

    また職種ごとの10年後 継続率も調べてみました。自分が興味のある職種がどれだけ社員がやめていないか確認して みてください。10年後の継続率は公開している企業や情報自体が少なく、分かり次第追加していきます。

    内訳(職種別)男性10年後 継続率女性10年後 継続率
    総合職以外の正社員57 %55 %

     

    【67点】育休取得率の評価

    育休取得率ポイント
    67点育休取得率が高い

    積水ハウス株式会社の女性育休取得率は 100 % です。

    育休取得率の観点から見ると、世間一般的にこの会社は高い方です。

    育休制度について育休後も職場復帰がしやすい環境が整えられているため、育休取得率は高いです。

    雰囲気はグループや部署に限らず、女性社員は育休を取るのが当たり前と言う雰囲気です。女性社員通しも「育休を取られてると困る」とは全く思っていません。

    女性の年齢の観点では、<女性管理職が多い場合>そもそも女性の管理職が多いことから、女性の権限も尊重されていることも注目するべきポイントでしょう

    最終的に育休を十分にとることができます

    女性の育休取得率については、ほぼすべての会社で高い傾向があります。そこで注目するべきなのは、男性の育休取得率です。男性の育休取得率が高いと男女ともに育休が取りやすい文化が育っていることになります。会社内がそのような雰囲気 になっているのは重要ですよね。

    内訳(職種別)男性 育休取得率女性 育休取得率
    正社員100 %100 %
    0 %0 %
    0 %0 %

    【100点】残業時間の評価

    残業時間ポイント
    100点残業時間が非常に短い

    積水ハウス株式会社の従業員の平均残業時間は 21.8時間 です。

    この会社で行われている働き方改革は

    ・長時間労働是正に関して強いトップメッセージを発信
    ・「スマートホリデイ」(自分磨き休暇、ヘルスケア休暇、アニバーサリー休暇、ボランティア休暇等)により、有給休暇取得促進を図る
    ・育児や介護による休業や短時間勤務など時間的制約のある従業員の公平な評価に向け、時間生産性を重視した人事評価の考え方について周知し、浸透を図る
    ・研修などを通じて、長時間労働改善に向けた意識改革を行う
    ・生産性の高い事業所の好事例を収集し、共有することで改善につなげる(業務の見直しや配分の適正化、効率化等)
    ・在宅勤務やテレワーク・サテライトオフイス勤務、また、スライド勤務の活用等、多様な働き方について制度の浸透を図る
    ・労働時間を見える化し、さらに社用車のテレマティクスやPCログも見える化することで長時間労働を牽制する

    があるようです。

    残業時間が世間一般から見ると、非常に短い会社のようです(実情は違ってそうですが)

    働き方改革の影響で残業時間を計上しての仕事が認められていないため残業が少なくなっていると思われます。しかし月末など事務処理の繁忙時期になれば、1日あたり2~3時間程の残業を行っているのが実情です。

    女性に限らず、自由度が高く仕事が終わったら早く帰る風潮があります。人によっては繁忙期は残業する人もいますが、会社全体として18時半を過ぎるとどんどん社員が帰りだすため残業しにくいです。定時内に効率よく仕事をして、プライベートを大事にしたいという人も 多いようです。

    勤続年数が短い場合は、残業をするほどの仕事がない場合もあります。残業をしたくないので時間内におさめられるように計画を立てて遂行できるレベルの仕事量と考えて良いでしょう。

    最近は働き方改革でどの会社も残業時間が減ってきています。ただ残業時間が少ないからといって仕事が楽になったわけではありません。会社での残業時間の計測方法で公表されている残業時間よりも多くの残業を行っている可能性があります。公表され ているデータの+10~20時間程度は残業時間があると考えたほうが良いでしょう。

    内訳(職種別)残業時間
    総合職26.8 時間
    総合職以外の正社員16.8 時間

    【47点】有給取得率の評価

    有給取得率ポイント
    47点有給取得率は普通

    積水ハウス株式会社の従業員の有給取得率は 56.9 %%です。

    長年有給をとる習慣がなかったため、そもそも取得する際に社員が周りに遠慮しているような気配がある。

    人数に対してかなり多いため、有給を取れる状況ではない。 仕事自体は難しくない部分もあるけれど、その部分に対して人を追加できるほど、マニュアル化や手順化が進んでいない状況 営業部門についてはルート営業で回っているため、代わりの人がまわろうにもなかなか話がかみ合わないなど、引き継ぎの問題も起きてい る状況。 少ない人数で回しているため、休んだら一人ひとりの負担が大きくなる仕事量となっている。

    営業などの部署によっては、与えられた売上目標があるため、旅行や子供に関することなど、明確な予定がある時以外は取りたがらない人が多い。会社は取るように指示は出ているので、最小限の有給については取得しているような状況。

    最近は働き方改革でどの会社も残業時間が減ってきています。ただ残業時間が少ないからといって仕事が楽になったわけではありません。会社での残業時間の計測方法で公表されている残業時間よりも多くの残業を行っている可能性があります。公表され ているデータの1.5倍程度は残業時間があると考えたほうが良いでしょう。

    有給取得率56.9 %

    【40点】女性管理職割合の評価

    女性管理職割合ポイント
    40点女性管理職割合が小さい

    積水ハウス株式会社の女性管理職割合は 8 % です。

    女性社員の人事考課が低く昇給しにくい状況であり、管理職はほぼいないといえます。

    ・女性社員の比率が40%を下回るような男性中心の会社の場合
     女性採用数が少ないか、もしくは管理職として活躍できる年齢(35歳前後)まで勤務を継続できる女性の人数が少ないというのが原因の 一つと言えるでしょう。
     <女性採用数が少ない場合>
     女性の採用人数が少なく、管理職になる年代の女性が圧倒的に少ない状況です。
    <女性採用数が多い場合>
    最近は、働き方改革などで育児休暇などが認められる傾向がありますが、今まではそういった制度も利用できず、結婚を機に退職される女 性が多いと考えられます。
    そのため、管理職になる年代の女性が圧倒的に少ない状況です。

    会社によっては現時点で女性管理職の育成を図っているところもありますが、当面の昇給は厳しいと考えて良いでしょう。女性の管理職として男性管理職が多い状況では、仕事がやりづらい場面もあります。男性が活躍する場面は提供しているが、女性が活躍する場面は提供 は低く、女性への理解が少ないことも想定されます。

    また、このような会社では、頑張って女性管理職になったとしても部下が言う事を聞かない傾向にあり、やはり男性の方が説得力もあることから、辛い思いをしている女性管理職もいるようです。そう言った面から女性管理職の割合が高くならないという悪循環が働いている 可能性があります。

    管理職になっている女性の割合。せっかく入社した際には、それなりのキャリアを目指したいものです。ただ管理職層に男性が多い会社は、まだダイバーシティが完全に浸透していない可能性があります。

    ただ管理職層をいきなり入れ替えることは難しいため、女性の採用割合が増えている会社は、徐々に管理職層での女性割合も増えていくと考えて良いでしょう。

    内訳(職種別)女性割合
    係長 女性割合16 %
    管理職 女性割合3 %
    役員 女性割合4 %



    会社から提供されている補足事項

    ○トップメッセージ「多様な人材の能力や可能性を引き出し、イノベーションを実現します」
    創業以来掲げている「人間性豊かな住まいと環境の創造」には男女ともに多様な人材の活躍が欠かせません。積水ハウスグループでは、経営戦略としてダイバーシティ経営を強く推進していきます。
    ○女性登用に関する目標・内容:積水ハウスグループにおいて、2020年末までに女性管理職200名、全管理職に占める女性比率を5%にします。
    ・女性管理職比率 2020年までに5%(200名)
    ・女性役員の登用 2020年までに1名以上(2018年に前倒しで達成)
    ・女性正社員比率 2025年までに30%
    ・女性新卒採用比率 2025年までに45%
    ・管理職の資格基準(評価項目)に「多様性受容」の項目が明示されている
    ・2020年までに女性取締役1名以上登用の目標を設定し、2018年に吉丸由紀子取締役が就任。
    ・2018年4月26日現在積水ハウスの女性役員:取締役1名、監査役1名、執行役員1名
    ・営業職の女性店長を全16営業本部毎に1名以上配置し、女性の職域拡大を目指します。
    ・積水ハウスグループ全体で2025年度までに、女性社員の新卒採用比率は45%、女性正社員比率は30%を達成することが目標です。
    ・2018年経営企画部ダイバーシティ推進室から社長直轄部署となるダイバーシティ推進部へ改組。
    ダイバーシティ推進部が中心となり、各部署と連携してグループ全体でのダイバーシティを推進している。取締役会、各部連絡会等では必ずダイバーシティ推進の報告を行い議論し、また、会長を議長とし、営業部門、本社部門それぞれのCSR委員会から代表者が出席するCSR委員会を組織し、ダイバーシティ推進について定期的に議論している。社内のみならず、投資家に対しても、ダイバーシティ推進の方針を明示している。
    ・2017年度女性が輝く先進企業表彰を受賞。2018年「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言に代表取締役会長が賛同。
    ・多様な人材の活躍を推進。女性社員の、昇進・登用にあたっては、ライフイベント等により一時的に業務に制限がかかる社員についてもその要因で不利にならないように能力に応じて適切に育成、選抜している。役員に於いては経営経験者や専門家等役割に応じた登用を検討している。
    女性に限らず、国内や海外の大学、大学院への進学支援を行ったり、取締役・監査役候補者の社外研修への派遣、管理職養成研修、女性活躍やリーダー養成研修に参加させる等、登用を見据えた、人材プールを戦略的に作っている。また、一般職から総合職、非正規社員から正社員、派遣から直雇用への転換制度もあり、活躍の場を広げる制度を整え、自発的なキャリア形成を後押ししている。
    評価においても、個人の評価基準を明確にし、複数人で評価を確認する仕組みや年功序列的な賃金体系の見直しの導入をはかっている。管理職の資格基準には「多様性受容」の項目が明示されており、多様な人材の活躍を後押ししている。
    ・毎年、ダイバーシティ月間において全社員が多様性受容について討議している。さらに、各階層(管理職、リーダー等)毎の研修において、必ずダイバーシティ推進、女性活躍に関する講義を行い理解を深めている。また、育児・介護・治療との両立については随時研修を行い、当事者と周り双方の理解促進を図っている。女性特有のホルモンリテラシー等に関する研修も男性リーダー向け研修において行っている。



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