目をそらす時の心理には様々な感情があり、態度や雰囲気によって判断します。視線をそらされると、気になってネガティブな気持ちに。
周囲に相談するのも、どこか気が重くためらってしまうでしょう。理由がわかれば、事前に対策も考えられる時もあります。では、目をそらす心理にはどんな理由が秘められているのかをお伝えしていきましょう。
目次
言えない秘密があるから
目をそらす時の心理は、秘密を隠している場合があります。嘘がつけない人は、表情や言葉に現れる場合も。自分では秘密を上手く隠したつもりですが、どこか様子がおかしいと周囲に気付かれてしまうでしょう。
気まずい気持ちを隠し通せないのは、もどかしいもの。隠し事が苦手な人は、自分の視線が不自然ではないか意識して接していきましょう。
秘密をごまかしている
秘密がバレないように、一生懸命ごまかす状態が目をそらす心理。相手の目を見ると、心の中が見透かされそうで不安になります。
これは、周囲から正直者だと思われるタイプにみられる仕草のひとつ。誕生日のサプライズやバレたくない嘘など、知られては困る心理状態が目に表れるのです。
勘がいい相手を前にすると、目の動きで心理を読み取られないように必死でごまかす場面も。隠していても緊張して顔の筋肉に力が入り、いつもとは違った表情に。上手くごまかさなければと、自分にプレッシャーを与えてしまうのでしょう。
意外と人見知り
誰とでも親しく接しているのに、なぜか目をそらす場合がありますが、実は人見知りだという人も。心の奥では人と接するのが怖くて、ビクビクした心理が目の動きに表れた状態です。
本当の自分を知られたくない…という思いが隠されている場合も。自分自身が好きではないため、周囲にも嫌われないように素の部分を見せたくない気持ちが強いでしょう。
他の人と一緒にいると落ち着かずにソワソワするのは、自分のパーソナルスペースを守りたいという思いがあるから。本能的に意識してしまい、ワザとではなく無意識で保守的心理になるでしょう。
恋愛感情がある
好きな人と視線が合った瞬間、反射的に目をそらすことがあります。心理的には頭の中が真っ白になって、どうして避けてしまったのかよくわからないという人もいるでしょう。
ドキドキすると、極度の緊張に勝手に体が動いてしまう場合も。冷静になった時に自分の動作を振り返ると、後から後悔することがあります。
恋愛感情を抱くと、無意識に好きな人ばかり探すもの。自分の恋心に気付かずに、相手と目があった瞬間に目をそらす心理が強くなるでしょう。
気持ちを隠している
目をそらす時の心理は、好きだと相手に知られたくない意思の強さ。気持ちを隠したままで、いつものように接していたいのです。
今までの関係が崩れることを恐れて、視線が合わせられない状態に。気持ちを抑えているので、普通にしていてもどこか様子がおかしいと周囲に悟られる場合もあるでしょう。
周りに言われてから自分の気持ちに気付くと、何とかして隠さなければと焦るもの。しかし、目線が合わなくても、近づいてきたり話し掛けてきたりと仲良くなりたい思いが所々に表れてしまうケースもあるのです。
好きだから避けてしまう
好きな人を見かけてしまうと、つい目をそらす心理に。心の中とは反対の行動に自分も戸惑うことがあり、素直に気持ちが表現出来ないのです。
純粋な心の持ち主なので、恋愛感情を持ってしまった自分を責めることも。好きな人の前では嫌そうな態度に見えるため、不愛想な性格だと勘違いされることもあるでしょう。
目をそらす時の心理には、まだ自分の気持ちに気付いていない場合も。そのため、どうして避けてしまうのかが、自分でもわからずに悩んでしまいます。
恋愛感情が認められずに、心の中で葛藤している状態は複雑な心境ですよね。目をそらされると良い気持ちになれませんが、自分自身の問題と戦っている最中であり悪気がないので気にせず接するようにしましょう。
目線の向きによって気持ちがわかる
気になる人や会話をしている相手の視線の動きは、無意識に見てしまいますよね。急に目をそらす時の心理は、特に気になるもの。何か悪いことをしてしまったのではないかと、相手の顔色を伺う場面も見られるでしょう。
目線の方向によって感情が変わるため、視線の位置を確認しながら目をそらす時の心理を探っていくと対応策が見えてきます。心の中が読み取れると、その場の空気も穏やかになるでしょう。
関わりたくない時の目線は横に
横にそっと目をそらすのは、心理的に関わりたくない意思表示。できればこの場を早く立ち去りたいと思っている心情が表れています。
苦手意識が高い場合は、まっすぐに見ることが出来ないもの。生理的に無理だと感じた瞬間に、横に目をそらすこともあるでしょう。
性格や相性が合わず、周囲に変な誤解をされたくないと思う人もいますが、理由もそれぞれあり一概に嫌われているとは限らず判断が難しいことも。
どちらか判断できない時は、相手の心情を察して離れた距離感を保つのがコツです。周囲を見渡すと、何が原因なのかが見えるでしょう。
下向きになる時は恥ずかしいから
うつむき加減に目をそらす心理は、恥ずかしい気持ちを隠しています。憧れの人や初めて話す相手など、恥ずかしいと感じた時に視線が下向きに。
うつむかれると嫌われた気持ちになり、気まずくなる思いもありますが、恥ずかしくて緊張した心理を理解することも優しさのひとつです。
緊張して表情まで固まる人もいますので、リラックスさせる会話や雰囲気を作ると徐々に肩の力が抜けて表情が柔らかくなる場合も。目が合うだけで照れてしまい、視線を合わせないような態度をとるでしょう。
まとめ
目をそらす時の心理は、気まずさだけでなく心の中を覗かれる怖さが隠されています。どんなに強そうな人でも、臆病な心理は胸の奥に閉じ込めてあるもの。怖いものが何もないという人などいませんよね。
怖さや不安を抱え込みながら、勇気を出して立ち向かっていることもあります。目をそらす心理には、周囲に言えない弱さがたくさん込められている可能性も。
目をそらす人と向き合う時は、強引な接し方ではなく穏やかに時間をかけてさらけ出せる関係が理想ですね。ゆっくりと自分のことを知ってもらう努力から始めましょう。
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