嫌われたいと思う心理について、自分でもなぜだろう…と悩む時も。実際に嫌われたいと思う心理の中にどのような気持ちがあるのか、一緒に見ていきましょう。
目次
好きすぎる想いがある
相手のことを好きすぎるから辛くて、嫌われたいような心理もあります。自分に自信を持てないので、好かれるわけがない…と思ってしまうのです。
こういうタイプの場合は、どんなに相手から愛情の言葉を聞いても安心できない場合があるでしょう。それよりも自分を嫌ってくれた方が楽だと感じる気持ちも。
好かれる努力をすればいいのにと言われるかもしれません。でもこの努力の方法が分からないのです。
努力の仕方が分かれば、好かれるためにエネルギーを使うでしょう。でもこのエネルギーを嫌われるために使う方法を考えてしまう人も。
一般的にはあまり理解されないタイプかもしれません。でも自分にとっては精一杯の場合もあるのです。
自信のない自分を知られたくないため、必死で隠しながらも嫌われる方法を考えて嫌われようとする心理もあるでしょう。
愛されているか確認をしたい
嫌われるような態度を取り、相手の反応を見ているのです。相手が辛そうにしたり愛情の言葉をくれたりしたら、これで満足をするタイプでしょう。
愛されている確信が欲しい思いから、わざと嫌われるようなことをするのです。でも実際にされた側としては、どうしていいのか分からなくなる時もありますよね。
どう振舞えば満足をしてくれるのだろう…と相手を悩ませるようになるかもしれません。でも悩んでいる相手を見て、ここに愛情を感じると嬉しくなる心理もあるのです。
相手が悩んでくれているのは、自分を愛してくれているからこそと思うと、悩んでくれてありがとうと思う気持ちも。
子供の時から愛情をあまり受けていない人は、愛されている確信のないまま育っています。このため、愛されている確信が欲しいのでしょう。
確信を得るために、わざと嫌われるような言動をして相手の様子を見てしまうのは、嫌われたい心理として、人から見ると不思議に思うかもしれません。
一度や二度愛情の言葉を伝えても、理解してくれない人もいるでしょう。こういうタイプとは根気よく付き合っていくしかないのかもしれません。
これを辛いと感じた時には、相手に伝えたうえで離れるしかないと思った時には、自分を守ることも考えた方が良いですね。
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素直になれない
相手に対して素直になれず、あまのじゃくになってしまう性格の人もいます。相手に対して好かれたいけれど、素直に出せないのです。
好きと言いたいけれど嫌いと言ってしまうのは、あまのじゃくの性格だからでしょう。この性格の人は多いですが、同じ性格ならすぐに理解できるのですが、違う性格だと相手を理解しづらいもの。
なぜ好きなのに嫌いと言うの?と思い、不安な気持ちになってしまうでしょう。でも相手としては、好きと素直に言えない性格なので、今更変えられないのです。
もしこのまま好きな人に嫌いと言い続けて、相手が離れてしまったとしたら…と想像をする時もあるかもしれません。
でも離れてしまったら自分のせいだから仕方がない…と潔い思いもあるのです。この潔さが原因で結果として相手が自分から離れてしまうケースもあるでしょう。
相手を好きだと素直に言える人に対して、うらやましいと思う気持ちを持っている場合もあります。でも自分は絶対になれないと分かっているので、このままでいるしかないと諦めのような開き直りのような気持ちもあるでしょう。
開き直られてしまうと、対応をしづらいと感じますよね。もしも相手があまのじゃくの性格かも…と思った時には、相手に「あまのじゃくなところがあるね」と、さりげなく伝えてみましょう。
相手をちゃんと理解していると伝えると、これを聞いてかなり焦るはずです。できればあまのじゃくのままの自分を知られない方が、かっこいいと思っているから。
でもここで理解をしていると伝えると、相手と親しくなれる場合もありますので、思い切って相手に伝えるようにすると、仲良くなれる可能性が高くなるでしょう。
嫌われてもいい!と最初から思っている
自分は自分のままでいたいと思い、一番大切なのは自分と思っているので、これを曲げるぐらいなら嫌われてもいいという心理もあります。
周りから見ると、間違っていると言われるような内容でも、自分にとっては正しいと言いたい場合は、通そうとするのです。
もし通そうとしたことで、周りから嫌われたとしても嫌われたってかまわない思いを持っているのでしょう。
人に好かれたくて努力をする人が多い中で、嫌われても別に平気と言えるのはある意味強さかもしれません。
この強さを自分で得たいと思っているので、嫌われたい心理につながるのです。周りから見ると理解がしにくいタイプと言えるでしょう。でも絶対的な自信を自分に持っているので、なかなか変わることはないのです。
離れていってほしいから
はっきりとサヨナラを言えないような関係もあります。このため嫌われて相手が自分から去ってくれるためなら…と思い、嫌われるようなことをする心理もあるでしょう。
わざとドタキャンをしたり、目の前で異性と仲良くしてみたり。これを見て相手が傷ついて去ってくれるのを待っているのです。本当は心の優しい人とも言えるでしょう。はっきりと去ってほしいとは言えない思いがあるため、これによって自然に離れていってくれますように…と願う気持ちがあるのです。
優しいけれど気の弱いタイプでもあるため、これを感じた時には相手から去るのもひとつの方法です。これから先に自分を大切にしてくれるかどうか、これが分からない相手のため一緒に過ごしていけば傷つく可能性もあるでしょう。
まとめ
嫌われたいと思う心理については、悲しさを感じさせるものもあります。わがままから思うようなケースもあれば、相手を好きだから大切だと思うから…という心理もあるでしょう。
こういう心理を持ちながら、嫌われることしかできないのはある意味不器用とも言えるでしょう。
不器用なタイプだと思い、相手を許してあげるようにしたいですね。そしてできれば、これから先の二人の関係について、まっすぐに話し合う時間を持つようにした方が良いでしょう。
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