謝らない心理について、やりとりをしている側としては対応に困る時も。明らかに相手の方が悪く非があるのに、誤らない姿を見るとイライラする気持ちになりますよね。
では、今回は謝らない人の心理について一緒に見ていきましょう。
目次
謝るのに慣れていない
謝ること自体に慣れていない人もいます。謝らなくても今までなんとかなってきた、そう考えているので、謝らなくてもいいと思い込んでいるのでしょう。
謝るタイミングが分からない
謝らない理由としては、タイミングが分からないという人もいます。タイミングを見ているうちに、結果として謝らないままになってしまう場合も。
このタイミングを掴める人なら、すぐに謝ることができるのかもしれません。でもこれができない性格だと分かっているので、あえてタイミングを探すのを諦めている人もいます。
タイミングよく謝っている人を見ると、多少うらやましい気持ちになる時も。でも自分にはこのタイミングが見つけられないので、誤らないまま過ごしてきたのでしょう。
いつも先に相手が謝って来る
なぜかいつも相手が先に謝ってくる…ということもあります。見た目が怖そうに見えるのか、怒ったら何をするのか分からないと恐れられているのか。
理由は分からないのですが、何かあると必ず相手から謝ってくる場合は、こちらから謝る必要がなくなるのでしょう。
先に謝らなくてもいいよと相手に伝えたい思いもあるのですが、謝ってくる相手に対してここで言うのも逆に悪いように思うのでしょう。
先に相手が謝るのは、自分に魅力があるからかもしれません。これに気が付かないまま「なぜ相手がいつも先に謝るのだろう…」と分からないままの人もいるのです。
自分のキャラではないように思う
自分は謝るようなキャラではないと思うので、謝らない人もいます。自分のキャラを自分で決めているので、今さら変えるのが難しい場合も。
可愛く謝れるような人を見ると、自分とはタイプが違うなぁ…と遠い気持ちになる時もあるでしょう。
実際に自分は謝るようなキャラではないと思うので、今さら違うキャラになることができずに、結果として謝らないままなのです。
プライドが高い
プライドの高い人も、謝るのが苦手です。プライドが邪魔をして謝ることができない人もいるでしょう。
自分はプライドが高いと分かっていても、ずっとこのままできたので今さら変えるのは難しいのです。
謝ると負けのように思っている
謝るのは、相手に対して負けを認めるようなもの。こう思うので謝らないようにしているのです。
こちらが謝ると、相手は勝ったと思うはず。でも自分は負けたとは思っていないので、謝らないようにしようと思うのでしょう。
謝るのが負けとは限らないのですが、これに対してプライドを高く持っているのです。自分の中でこのプライドがある限りは、謝らないままの人になるでしょう。
これで日々がうまくいけば良いのですが、人間関係で困る場面もありますよね。本人のためにも謝る時も必要とだと、伝えてあげる必要があるのです。
謝る自分が許せない
謝ろうとしても、そうしようとする自分を許せなくなってしまう人がいます。どうしてここで謝ろうと思ったのだろうと思うので、謝るのをやめてしまうケースも。
相手に対して話があると呼び出したけれど、いざ謝ろうと思うとどうしても謝る言葉が出てこないのです。
自分の中で、謝ろうとする自分と止める自分がいるため。これを変えようとしてもなかなか難しいでしょう。
謝って辛い思いをしたことがある
自分が悪くないのに謝り、結果としてとても傷ついた経験を持っていると、これからは何があっても謝らないと自分に誓ってしまう時も。
実際に、謝りたくないのに謝らなければいけない場面はありますよね。でもこれに対して、かなりプライドを傷つけられてしまった人は、これがトラウマになっているのです。
また同じ思いをしたくないので、できれば謝って辛い思いをしたくない。このために謝らないでおこうと決めているのでしょう。
相手と距離を置きたい気持ちがある
相手との関係性により、謝らない心理がはたらく時もあります。相手を大切に思うかどうかで、すぐに謝ろうとしたり謝らないでおこうと思ったり。相手との距離により、謝らない心理がはたらくケースもあるのです。
この機会に距離を置こうとしている
もめたり喧嘩をしたりした時に、相手とこの機会に距離を置きたいと感じたら、謝らない心理がはたらくのは当然と言えるでしょう。
相手とこれからも仲良くしたいと思うのなら、すぐにでも謝ろうとするはず。でも相手とこれから先に、距離を置きたいと考えているので、出来るだけ謝らないでそのまま離れようとしているのです。
離れるためには、ここで謝ってはいけないと自分で思うので、謝らないようにしているのでしょう。
相手が謝ってくるのを待っている気持ちもなく、このまま距離が離れていくのを待つような思いもあるでしょう。
ちょうど良い機会だと思っている
相手に対して今までに不快に思う気持ちがあり、それを隠してやりとりをしてきたけれど、もう限界だと思っていた場合も。
このままやりとりをせずに、相手にも謝らないままで離れる良い機会が訪れたと思っているのです。
相手に対して連絡をすることもなく、相手からの連絡に対しても無視をするかもしれません。このまま無視をし続ければ自然消滅のような関係になれるかも…。
こう考えているので、できるだけ相手との接触を避けるようにしているのです。同じ職場だとしたら、仕事でも必要最低限の内容しか話さないでしょう。
どうしてもやりとりが必要な時には、クールな対応をして相手を寄せ付けないような態度をとるようにするのです。
まとめ
謝らない心理に対しては、プライドが高い場合もありますが、謝らないことで自分望む状態になると考えているケースもあります。
謝らない人に対して、謝って来るのを待つのはとても辛いもの。相手の様子を知りたくて連絡をしても、返信がない場合もあるでしょう。
どうしても困った時には、間に人に入ってもらうようにして、相手との関係性を少しでも良いものにする工夫が必要になるのです。
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