引っ越しする心理は、嬉しさや寂しさなど言葉では上手く言い表せない感情が込められていますよね。人との別れと出会いが一度に訪れる引っ越しは、心理状態も複雑ですが新しい環境にワクワクするもの。
事情があって住まいから離れる場合がありますが、心に抱く思いは意外なものが多いのです。それでは、引っ越しする時の心理についてお伝えします。
目次
引っ越しが好き
次から次へと新しい場所に移り住む友人や同僚がいると、驚きと同じくらいに引っ越しする心理が気になります。仕事や家庭の事情に関係なく、物件探しが好きで見ているだけでは満足できず引っ越しを決める人もいますよね。
今の住まいに不満がある訳ではなく、特別な理由を持たずに引っ越しが好きな心理が強いのです。長い人生の中で移り住んだ住居は、いくつになっても覚えているくらい印象深く記憶に刻まれます。まるで旅をしている感覚に似ていて、探求心の強さが表れているでしょう。
すぐ飽きてしまう
同じ場所や部屋にこだわりを持たず、飽きっぽいとすぐ引っ越したくなる心理になります。契約上、更新があるから引っ越しする人も。何度も引っ越しする心理は、同じところにいるのが苦手で飽き性な性格が関係している場合があります。物に対する執着心が薄く、新しい物を求める傾向が強いでしょう。
引っ越しする準備や新しい部屋に住む瞬間が大好きで、部屋に慣れると次の物件を探したくなる心境に。一つの場所に落ち着くことが苦手で、新鮮な気持ちを保っていたい思いが溢れています。
好奇心旺盛
気に入った物件が見つかると、今よりも素敵な生活が始まる予感がして今すぐに引っ越したい心理に。新しい間取りを見ると、住んでみたい思いが強くなります。好奇心旺盛で、何でも挑戦したい気持ちが表れているでしょう。
新しい場所に住むには、不安が大きくなることもありいつも以上にエネルギーが必要になります。しかし、不安を楽しみに変えてしまうくらい、爽快な表情で明るい明日を常に頭の中で描いているのです。
移り住む回数が多いので準備も慣れていて、すぐ移動できるよう荷物がスッキリしている場合も。引っ越しのコツを知りたい時は、相談に乗ってもらうと参考になり、不安が楽しいものへと意識が変わるでしょう。
今すぐ逃げ出したい
引っ越しする心理には、現実を受け入れられずに逃げ出したい気持ちが隠されています。問題に向き合うのが怖くて、自ら蓋をしてしまう面があり思い詰めてしまうのです。
誰かに話せば気が楽になることも、周囲に責められると思い込み話せない状態に。マイナスに受け止めるところがあり、逃げ出すように引っ越しを繰り返すでしょう。
勇気が欲しい
逃げるように引っ越しする心理は、新しい場所へ行けば問題が解決するはずだと希望を抱いています。何とかしたい気持ちがあっても、弱い心が邪魔をして他人事のように感じてしまうのです。揺れる心理に向き合う勇気が欲しくて、新しい住まいを求めるところがあるでしょう。
ネガティブな思考に流されやすく、自分自身の心から信頼できる居場所を探しています。寂しさや孤独感を抱えている人も。自分の意思を周囲に伝えられず、もどかしさを抱えているでしょう。
ストレスから逃れたい
引っ越しする心理は、ストレスから逃れたい気持ちが込められています。今の状態に不満が溜まり過ぎると、嫌になって違う場所へと救いを求めてしまうでしょう。
心の負担を軽くしたい思いが、新たな住まい探しの原動力に繋がることも。要らない荷物を処分したり新しい家具を購入したりと、自分の心の中を整理している感覚になります。
新しい住まいに移る行動によって、今までの苦しかった思いを封印していく場合も。目の前の問題が解決していた訳ではないため、課題が山積みですが後から答えが見つかることもたくさんあります。時間を掛けて、ゆっくり解決への道を探っていくでしょう。
環境を変えたい
引っ越したい心理には、今の環境から抜け出したい気持ちが隠れていることがあります。部屋が狭いと感じるようになると、今よりも広い場所を探す心境に。環境を変えたくなるのは、心理的な変化が大きくなります。
偶然にいい物件に巡り合えた人もいれば、季節の変わり目や職場が異動になった時など、ふとしたきっかけで引っ越したくなる心理が芽生えるでしょう。
リフレッシュしたい気持ち
そろそろ引っ越したい心理になる時は、心機一転したい思いが高まります。住んでいる部屋に悲しい思い出があると、いつまでも引きずって立ち直れない場合も。気持ちの整理をするために、環境を変える選択を選ぶ人もいるでしょう。
部屋の模様替えをして満足することもありますが、中途半端なモヤモヤした感情に悩まされると、新しい場所へと身を置きたくなるもの。
住む環境を変えることで、今までの自分に決別する勇気へと変えているのです。人間関係で疲れてしまった時も、リセットの意味を込めて引っ越しする心理に。疲れた心を癒せる環境を、探したくなるでしょう。
条件がいい場所に住みたい
引っ越したくなる心理には、周りの環境に慣れずに疲れてしまったことが挙げられます。近所とのトラブルや騒音など、我慢できない出来事が重なると次の住まいを考えるように。生活スタイルを邪魔されるのは、ストレスになりますよね。
静かな場所だと思って入居したのに、実は隣の騒音がひどかったという場合も。自宅なのに周囲が気になってくつろげないままでは、環境を変えたくなる気持ちが強くなっていくでしょう。
隣近所の騒音対策はもちろんですが、職場に近くや買い物が便利なところなど、条件のいい住まいを探すと日々の生活に活気が溢れます。
まとめ
引っ越しする心理は、転勤や突然の環境の変化によって仕方なく行う時があります。住み慣れた場所から、新しいところへと旅立つのは大きな決断です。お金も掛かりますが気持ちの変化で、引っ越したい心理になるでしょう。
初めは乗り気でなくても、新しい住まいを探していくうちに楽しみが広がります。カーテンの色や家具の配置など考える時間も増えていき、待ち遠しく感じるように。変わらない毎日から、期待や希望のある日々へと変わります。新しい自分に出会うための大きなスタートが引っ越しなのです。
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