睨む人の心理が気になる…その本音とは

目や視線に関わる心理

じっと睨む人の心理は、何かを訴えているように見えますが、目力とは違った思いを秘めています。しかし、理由がわからず睨まれると、直視できずに、なぜか動揺する人も。

思い当たる節がなくても、睨まれる度に複雑に感じ、気まずい空気に悩まされる場合がありますよね。今回は、睨む人の心理について、見ていきましょう。

 




目次




    信用できない

    睨む人は、信じる前に疑う気持ちが強くなります。相手の発言や行動に疑問を持ち、疑いの眼差しをそっと向けるのです。会話をしていても表情が硬く、笑顔にぎこちなさが残る場合も。

    お互いの距離が縮まるまでは、どうしても相手の言葉を鵜呑みにできず、睨むような態度になってしまうのです。疑う気持ちは、信頼したい気持ちの表れ。向き合いたい気持ちが込められているでしょう。

     

    警戒心が強い

    顔の向きを変えずに睨む人の心理は、疑い深く、信用できる相手とわかるまでは、警戒心を強める傾向が。プラスに受け止めずに、悪い方向へと考えてしまいます。

    「相手に本心を見抜かれないように」と、壁を作った状態が、鋭い視線に表れているのです。視線だけで相手の様子を探るので、慎重になり、表情を変えずに見つめる場合も。周りの視線を気にせず、見ることに集中する人もいるでしょう。

     

    騙されたくない

    「上手い話には何かあるはず」と、常に気を張り続ける、睨む人の心理。過去に、信じて裏切られた経験を持つと、日頃から騙されないように意識することがあります。自分自身を守るため、用心深く、周囲と離れた距離を保とうとするでしょう。

    信じられるまでは、相手の話をしっかりと聞こうとせずに、聞き流してしまうところも。信用できる相手だと認めると、急に態度を変えておしゃべりになったり、表情も明るくなったりするので、周りが引いてしまう場合もあります。

     




    羨ましくて見てしまう

    睨む人の心理には、言葉では伝えられない気持ちが、目力になって表れることも。心当たりがないのに、睨まれるとドキッとしますが、一方的な感情が込められています。素直になりたい感情が、ひねくれた態度や視線になってしまうのです。

     

    嫉妬している

    自分よりもスタイルがいい人や、欲しかった持ち物を身につけていると、羨ましくなるのが睨む人の心理です。周りと比較する癖があり、劣っていると感じると、面白くない感情が芽生えるでしょう。

    負けず嫌いな性格で、羨ましい思いが強くなり過ぎると、相手を睨むように見てしまうことがあります。勝手にライバルだと意識して、対抗心を燃やしてくることも。イヤミっぽい発言や、強気な態度で接してきても、相手の挑発に乗らずに、冷静な対応を心がけましょう。

     

    仲良くなりたい

    睨む人の心理は、素直になれずに、誤解を招く場合も。仲良くなりたいのに、きっかけがわからず、じっと見つめてしまうことがありますが、話しかけるタイミングを探しているのです。しかし、恥ずかしさが邪魔をして、表情が硬く、嫌がる表情にも見えてしまう場合があるでしょう。

    上手く表現できないため、言葉に出せずに、鋭い眼差しを送ってしまいます。話しかけても、そっけない態度に戸惑いますが、気にせずに笑顔で接することで、相手の反応も変わり始め、徐々に打ち解けられるでしょう。

     




    不快感の表れ

    睨む人の心理には、不快感が表れています。ネガティブな感情が高まると、思いをぶつけてしまい、関係がこじれる場合も。言葉にしなくても、相手に不快感を伝える方法はたくさんありますよね。その一つが、睨む仕草に当てはまります。

    相手が気付かなくても、不快感を示す態度で、行き場がなくなった気持ちを整理することができるでしょう。

     

    怒っている

    睨む人の心理には、怒りの感情が込められています。争い事を望んでいないため、あえて言い返せずに、睨むことで心理を表現しているのです。溢れる怒りを抑えようとしても、簡単に気持ちを落ち着かせるのは、難しいもの。

    これ以上揉め事が起きないために、その場を立ち去ることが望ましいですが、誰にも気付かれないように、そっと怒りをぶつけたくなるでしょう。体全体に不満がにじみ出て、近づけないオーラを感じる人も。無理に話しかけずに、そっとしてあげたいですね。

     

    気持ちを理解してもらいたい

    自分の思いが周囲に伝わらないと、もどかしい気持ちになるのが、睨む人の心理状態です。認めてもらいたいのに、思いが届かない状況に、やる気を削がれてしまう場合も。溜まってしまった不満を、一生懸命堪えた表情が、目に表れています。

    努力をしても理解してもらえないのは、悔しくて辛いですよね。この思いをばねにして、乗り越えるエネルギーへと変えていくでしょう。

     




    特別な意味を持たない場合も

    睨む人の心理が気になりますが、目つきの問題で、深い意味を持たない時も。睨むつもりがなくても、睨んでいると、周囲から思われる人もいますよね。一点を集中して見ていても、目つきが悪くて、勘違いされる状況も多いでしょう。

     

    目が合ったから

    視線が合うと、反射的に睨む人も。無意識な状態ですが、もう一度相手を見る時に、鋭い視線を向けてしまう場合があります。

    二度見をされると、見られた理由が気になりますが、自分も同じように反射的に見ている可能性が。どうしても気になる時は、目が合った後に、どのような行動をとるのかを見て、心理を読み取りましょう。

     

    知り合いと勘違い

    目を細めて睨む人の心理には「知り合いなのでは?」との思いから、必死で相手の顔を見る場合も。視力に自信がなくて、目を細めながら見ると、睨んだように見えるのです。

    声をかければ、すぐ人違いかを知ることができるのですが、自信がなくて見ているだけの人も。知り合いだった場合は、こちらからアクションを起こすと、話しかけやすくなるでしょう。

     




    まとめ

    睨む人の心理は、勘違いされることが多いですが、ネガティブな感情ばかりではなく、仲良くなりたい思いが隠されています。睨まれると、目をそらしたくなりますが、ビクビクせずに、堂々とした態度でいたいもの。

    睨まれたからといって睨み返すと、険悪な空気を作り出します。怖さを感じた時は、視界に入りにくい位置に移動して、関わらない状況を作り、様子をみると安心ですね。興味があって見ている可能性もありますので、偏見にとらわれずに、接していきましょう。




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