腕を組む時の心理とは?その思いについて考えていこう

手足の動きでわかる心理

腕を組む自分を感じた時や、腕を組む人を見て心理がわからないと思う時もありますよね。腕を組む時の心理には、どのような思いがあるのでしょうか。この心理について見ていきましょう。

 




目次




    リラックスをしている

    リラックスをする姿勢や仕草は、人により違うもの。腕を組むことが自分にとってリラックスできるという人は、案外多いのです。

     

    相手に気を許している

    相手に気を許しているから、腕を組む心理もあります。この人の前では、なぜか自然に腕を組んでしまう…というのは、相手に気を許している場合が多いでしょう。

    人によっては、話しながら腕を組まれるのはちょっと…と思う人もいるかもしれません。でもそれを言われないので、大丈夫だろうと思い込んでいるのです。

    こちらから、腕を組まれるのが気になると言わない限りは、これからも腕を組むのをやめない可能性は高いでしょう。

     

    相手に甘えがある

    相手に対して甘えられる存在だと思うと、腕を組む場合もあります。相手に対してできるだけ丁寧に接しないと…と思うと、腕は組めませんよね。

    でも相手が自分よりも目下だったり同僚だったりすると、甘えが出て来て腕を組んでしまうのです。

    友達の前でも腕を組む人がいますが、これも相手に対しての甘えでしょう。相手が許してくれているので、安心して腕を組むこともあるはずです。

     




    威圧したい思いがある

    相手に対してライバル心があると、腕を組む心理につながります。威圧しておきたい相手と話すので、この機会に自分の方が上だと見せたい気持ちもあるでしょう。

     

    負けたくない気持ちの表れ

    相手と話していて、相手のアイデアや意見に対して「自分には出せない…」と思うと、負けたような気持ちになります。

    でもここで負けたくない思いがあるので、ひとまず腕を組んでしまう心理があるのです。自分は相手には負けないものを持っている、こう信じたい気持ちがあるので腕を組んで相手を威圧したい思いがあるのです。

     

    威嚇している

    相手を威嚇する時にも、腕を組む時があります。話をしていて腕を組まれると相手は、何かいけないことを言ったのでは…と不安になりますよね。

    不安そうな表情を見たい思いがあるので、威嚇をするために腕を組むのです。相手が不安そうにすればするほど、腕を組んで良かったと思うでしょう。

    威嚇の仕方は人により違いますが、腕を組むと相手が不安な表情をする機会が多かった人は、自分にとっての武器のように考えているのです。

    何か武器を持っていないと、負けてしまう…と普段から考えているので、腕を組むのが自分にとって武器だと感じたら、ずっとこれを使おうとする心理もあるでしょう。

     




    相手に腹を立てている

    相手がしたことに対して、怒りを感じている時に腕を組む心理もあります。相手としては「怒らせてしまった」とすぐに気が付くケースが多いでしょう。

     

    待ち合わせに相手が遅れた時

    待ち合わせには絶対に遅れないと決めている人は、相手が何度も遅刻をしてくるとイライラした気持ちが隠せません。

    相手が謝ったとしても、どうしても腹が立ち腕を組んでしまうのです。これにより相手も、怒っているとはっきりわかるでしょう。

    この時に表情に怒りが出る人もいれば、顔は笑っていることも。でも顔が笑っていたとしても、腕を組んでいる時点で怒っている可能性は高いのです。

    相手を怒らせてと分かったのなら、お茶をごちそうしたり二度と遅れないようにすると約束をしたりして、機嫌を取る必要があるでしょう。

     

    相手が裏切った時

    信じていた相手に裏切られた時に、この話を聞いて腕を組む人もいます。怒りを抑えられないので、腕を組むしかない場合も。

    人からの裏切りに対して、面白おかしく言ってくる他人もいます。こちらの反応を見たい思いがあるのでしょう。

    でもここで動揺をしたら、相手の思うつぼだと考えて顔には出さずに穏やかに話を聞こうとする思いも。

    でもどうしても怒りは感じるので、腕を組む心理につながるのでしょう。裏切られると思っていなかった相手が、自分の悪口を言っていたと聞いたりだまされていたり。

    こういうことが起きた時に、どんなに平常心でいようとしてもできない場合があるでしょう。

     




    話を真剣に聞いている

    相手の話を真剣に聞く時には、人により取りたい姿勢があります。これが腕を組むというものもあるでしょう。話を真剣に聞こうと思えば思うほど、腕を組みやすくなる人もいるのです。

     

    相手の目を見つめながら

    相手の目をしっかり見つめて腕を組んで話を聞いている時には、相手の言葉のひとつも聞き逃したくない思いがあるのです。

    でも相手の目をあまり見ないで腕を組んで話を聞いている場合は、退屈だと思っている可能性もあります。

    最初は目を見つめて話を聞いてくれたけれど、段々と目をそらして話を聞くようになった時には、興味が失せている場合も。

    興味を持って話を聞いているかどうかは、視線に出やすいのでチェックしてみると、相手にこれ以上同じ話をするべきか、やめるべきかが分かるのです。

     

    同調をしたい思いがある

    腕を組むことで、相手に対して同調したい思いがあります。相手が誰かから否定をされたと聞くと、相手の立場になって腕を組み始める場合もあるでしょう。

    この時の相手の辛さを自分も感じようとしているのです。保身のような時にも腕を組むケースがありますが、それは自分にだけとは限りません。

    大切な相手が辛い経験をした、この事実が耐えられずに腕を組んで相手を守りたい思いを表現している時もあるでしょう。

    どうでも良い相手が傷ついたとしたら、そんなに気にしないかもしれません。でも大切だと思う人が嫌な思いをして、これを打ち明けてくれたとしたら、自分がなんとかしたいという思いと、この話を聞いてショックを受けた自分を守りたい思いから腕を組むのです。

     




    まとめ

    腕を組む心理には、様々なものがあります。これが癖や習慣になっている人もいるでしょう。でも習慣や癖になるには、何らかの理由があるのです。

    その理由を理解して、できるだけ相手の心に寄り添うようにしてみましょう。腕を組まずに話ができるようになれば、相手の心の中で何か大きな変化があった可能性が高いのです。




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