頬杖をつく人の心理には、どのような思いが潜んでいるのでしょうか。気が付けば自分自身が頬杖をついていたこともありますよね。
今回は頬杖をつく人の心理について、一緒に見ていきましょう。
目次
つまらないと感じている
例えば話している相手が頬杖をついたとしたら、それはつまらないと思っている場合が多いです。この時の表情について観察をすると、相手の思いが見えてくるでしょう。
話に興味が持てない
相手は一生懸命話しているけれど、自分にとってつまらない話題だと思うと、自然に頬杖をついてしまう心理がはたらきます。
相手の話が楽しいものなら、頬杖をつくのはほとんどないでしょう。無意識にしていることなので、印象が悪いかもと思うような気持ちをあまり持っていないのです。
もしくは、興味が持てないのを伝えたいので、わざと頬杖をつく人もいるでしょう。これを見た時に、違う話題に替えようと機転をきかせられるような人もいるかもしれません。
マナーが良くない
本来は人と話している時に頬杖をつくのは、マナーが悪いですよね。でも相手に対して甘えがあるので、別にいいかな…と思っているのです。
多少マナーが悪いと思われても良いのは、相手が目下だったりどうでも良いと思う相手だったり。
もしくは昔からの付き合いがあるので、これぐらい許してくれるだろうと思っているケースも。でも相手から見ると、なぜそんなことができるのだろう…と不快になりますよね。
気になる時には、相手に対して「なぜ頬杖をつくの?」と聞いてみましょう。まずかったかなと思い、頬杖をつくのをやめる可能性があるでしょう。
一人でいる時
一人でいる時に頬杖をつく人もいます。この時も、今の状態がつまらないと感じているケースが多いでしょう。
誰かに連絡をしてみようと思い、この後にスマホをさわる人もいるかもしれません。でも数名に連絡をしても返事が来ない。
この時点で、更につまらない気持ちになり頬杖をつくのです。一人でいる自分に対して孤独を感じている可能性もあるでしょう。
もし自分にとって大切な相手が頬杖をつくようなところを見たら、こちらから話しかけてみると、嬉しそうに話に乗ってくれるはずです。
考え事をしている
考え事をしている時に、無意識に頬杖をつく人もいます。この方が自分の中で答えを出しやいと思っている場合も。人により、考え事をする時にはすることが違うものです。
視線が動かない場合
考え事をしている時には、視線が動かない時が多いです。もしくは目だけ上を向いていると、何か考えているように見えるので、すぐに考え事をしている最中だと気が付くでしょう。
相手が考え事をしている時には、できればそっとしておいてあげると良いですね。話しかけてしまうと、考え事をしているのを邪魔された気持ちになり不快になる人も。
でも自分一人では出せない答えだと思い、悩んでいる場合もあります。この場合には、相手と一度視線を合わせてみるようにしましょう。
相手が視線を合わせてきたのなら、相談ごとを聞いてほしい思いが強いので、自分の悩みを伝えてくるかもしれません。
声をかけてみるのも必要
話している時に、頬杖をつく相手がなんとなく辛そうに見えたのなら、話がつまらないこと以外にも、悩みを抱えているサインの可能性もあります。
「どうしたの?」と声をかけてみると、相手が悩みを打ち明けてくる時もあるでしょう。この時に「別に」のような答えを言うのなら、話を終わらせたい思いがあるのです。
でも話を続けようとするのなら、自分の話を聞いてほしい気持ちが強いのでしょう。考え事をしているように見えても、答えが出ずに悩んでいる可能性がありそうなら、こちらから優しく話しかけてみると良いですね。
癖や習慣になっている
人によっては、このポーズが一番落ち着くというものがありますよね。これが、頬杖をつくというポーズなら、自然にそうしてしまうでしょう。指摘をされて、やっと気が付くようなケースもあるのです。
良い印象を与えないことも
例えば会議の時や、人が相談をしている時には、できれば頬杖をついてほしくないと相手は思うでしょう。
自分にとっては、習慣や癖だからと思っていても、相手には理解できないのです。自分はそうは思わない気持ちが強いので、悪い印象を持ってしまうでしょう。
会議中に頬杖をつく姿を見た時には、注意できる時にはした方が良いですね。自分が同僚や目上の立場なら、特に相手のために伝えた方が良いのです。
これから先も当然のように、頬杖をついてしまったら嫌な気持地になる人もいるでしょう。自分にとって損になる可能性もあるので、少しでも癖を直すように持っていくのも大切です。
かっこいいと思っている
物憂げな雰囲気で、これはかっこいいのでは?と思ってしているうちに習慣化している人も。
でも実際には別にかっこいいとは思われないもの。女性が何か考え事をしているようで、物憂げに見えたとしても、話しているのに失礼な人だなと思われる可能性のほうが高いでしょう。
頬杖をつくのが魅力的だと思うこと自体が、本来は間違いなのです。好きな人の仕草なら、何を見ても素敵だと思うかもしれません。
でもそうではない相手がする仕草については、マナーの悪いことはやめてほしいと思うのが人間心理です。
タイミングを見るようにする
相手と話していて楽しく仲良くなれた時に、相手に対してそっと注意をしてあげると良いですね。
例えば言い合いをしているような時に注意をすると、相手が反発をしてくる恐れもあります。「私の自由でしょう」のように言われて、喧嘩に至ってしまう場合あるのです。
もし注意をするのなら、タイミングを見て伝えるのが必要に。タイミングが合えば相手の心にちゃんと思いが届き、これからは気を付けようと意識するようになるでしょう。
まとめ
頬杖をつく心理についは、自分の中で納得をしているものもあれば、無意識なものもあります。
相手の様子を見て、どのように対応をするかを決めるようにしましょう。できれば相手の性格を知れば、伝え方についてもわかってくるはずです。
頬杖をつく自分の心理についても、この機会に見つめ直してみても良いですね。
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