言葉に出来ない気持ちは、態度や表情に表れますが、頭を触る仕草にも心理が隠されています。頭を触る時の様子を見ていると、無意識に手が頭へ動いてしまう人も。
自分でも知らないうちに、感情が仕草に表れているのです。癖だけではなく、考え事をしている時にも手が頭へと動いてしまうことがありますよね。今回は頭を触る心理を紐解き、心の奥を探っていきましょう。
目次
照れくさくて恥ずかしい気持ち
頭を触る心理には、恥ずかしくて照れ隠しの意味が込められています。誰かに褒められた時や好きな人と一緒にいる時など、嬉しい気持ちが頭を触る仕草に。とても嬉しそうに、はにかんだ笑顔を見ることが出来ます。幸せな思いを感じると、こちらまで嬉しくなりますよね。
恥ずかしがり屋に多く見られる仕草であり、うつむき加減で接する人も。照れくさくて言葉に詰まってしまう場合もありますが、気にしないのがコツ。意地悪にツッコミを入れ過ぎると機嫌を損ねることがありますので、いつもと変わらず対応するのがポイントになるでしょう。
自分を見て欲しい
髪の毛をかき上げて頭を触る時の心理からは、自分を見て欲しいとの思いが伝わります。前髪やサイドの髪をかき上げる仕草は、男女共に色気をアピールしたい気持ちが表れているのです。会話が止まった時や何気ない瞬間に、相手の手の動きに目で追ってしまうことも。
グループや職場で親しい仲ではない関係から、もう少しコミュニケーションを深めたいと考えている時にも見られる仕草です。恋愛だけではなく友人や上下関係において、自分から上手く言い出せない思いが込められています。
隠し事があるとき
嘘がバレそうになった時や核心に迫られた時に、自分の頭を触る仕草が出てしまうことがあります。これは、誤魔化したいという心理が働いている状態です。なんとかその場を切り抜けたいとの思いが、頭を触る心理に表れています。
頭を触っている相手の目を見ると、視線を合わせようとしない場合も。根が正直な人に多いわかりやすい心理になるでしょう。様子がおかしいと感じた時は、どんなことで動揺しているのかをじっくり観察するのが読み解くコツです。
どうしたらいいかわからない
頭を触る時の心理は、予期せぬ出来事やトラブルで困った気持ちが表れています。どうしようと思った瞬間、自然と頭を抱えてしまうのは、この心理が働くから。思いがけない出来事が起きたと、相手の雰囲気で察することが出来るでしょう。
トラブルが起きると慌ててしまいますが、冷静になろうと頭を触る行動を取ろうとします。思考が回らない事態になると落ち着かなければとの心理が働き、自分自身を安心感が沸くのです。
イライラしている
パソコンや書類を見ながら、不機嫌そうに頭を触る人の心理には怒りを感じます。特に頭を掻くように触っている心理は、不満と怒りで爆発しそうな状態と言えるでしょう。怒りはストレスになりやすく、一人で抱えきれないと周囲に当たり散らす場合があります。
近寄りにくいオーラを発しているので、周りが話しかけられる雰囲気ではないことも。そのため、頭を触る時の心理で一番わかりやすい感情ですね。何とかしてあげたい思いもありますが、こみ上げた怒りを鎮めるにはそっとしておくことが良い場合もあるのです。
否定的な言葉や慰めの言葉を掛けるのではなく、怒りに満ち溢れていると感じた時は、八つ当たりを受けないように距離を開けて過ごしましょう。
心からリラックスできる相手
会話をしている時に、頭の後ろに両手を組みながら触る人がいます。これは、一緒に居る相手に対して、気を許している心理。親友の前や大切な人にしか見せない態度なので、お互いの親密度を知ることが出来るでしょう。
無防備な雰囲気から、表情も柔らかく素の部分を感じる瞬間です。普段あまり本音を話さない人が、このように頭を触る時はリラックスしている心理がみられます。
無口な人と接する時、相手の本音を聞き出すことが一苦労です。しかし、この表情や仕草から、言葉に出さなくても雰囲気で分かり合える気持ちに。気遣いばかりしていると、相手のふとした表情や仕草を見逃してしまうこともあるでしょう。居心地がいいこの雰囲気を大切にして、本音を語り合える関係をこれからも築いていきたいですね。
何度も頭を触るのは不安だから
頻繁に自分の頭を触るのは、不安な心理を表しています。潜在意識によって表れる仕草なので、無意識に頭を触る人もいるでしょう。不安な気持ちをなんとかしたいと思うと、落ち着かなくなるもの。居ても立っても居られない心理から、不自然過ぎる動作を繰り返していることがあります。
自分に自信がない時にも、不安な気持ちを隠す動作として表れる場合もあるでしょう。自分自身に大丈夫だと言い聞かせていても、周囲の反応に対して気にせずにはいられないですよね。触る頻度が多くなればなる程、極度の不安や緊張を抱えていることが伺えます。
頭を触ってくる異性は好意の表れ
付き合っていない男性から頭を触られるとドキッとしますが、状況によって相手の心理も変わります。可愛いと感じた時に頭を触る行動に出る男性もいれば、落ち込んでいる相手を励ますために頭を触る人もいるでしょう。気になる男性の心理は特に知りたくなります。
手や肩に触れるのは、恋人未満の異性にはハードルが高いもの。しかし、頭を触る行為は、スキンシップの心理として触れやすく嫌悪感を抱きにくい場所なのです。しかし、触れられても異性としてみられていないような、もどかしい気持ちになる人も。
複雑な心理に悩む女性もいますが、ここから二人の関係性を築いていけばいいのです。プラスに捉えて、恋愛へと発展させていきましょう。
まとめ
頭を触る時の心理は、素直な気持ちを無意識のうちに表現してしまうものです。リアクションとして触ったり、癖として身についてしまったりと、頻繁に触る機会がありますよね。周囲の目が気になる時にも、手が頭へと動いてしまう人もいるでしょう。
何かを察して欲しいとの心理が表れているので、前後の状況や相手の表情を確認しながら対応していくことが望ましいところ。無神経な言葉を掛けて関係を悪化させないように、相手の気持ちを考えた接し方を心掛けていきましょう。
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