声が小さい人の心理について、なぜこんなに小さいの?と不思議に思う時も。でも相手と親しくしたい思いがあるのなら、ここでサポートをしてあげる必要があります。
今回は声が小さい人の心理について、どのようなものがあるのかをお伝えしていきましょう。
目次
自信が持てない
自分に自信が持てないことが理由で、声が小さくなる人は多いです。できるだけ大きな声で…と思っていても、自信のなさからそれができないでいるのでしょう。
やりとりに不安を感じている
この人とどう接したらいいのだろう…と悩んでいると、もともと人と接するのが苦手な場合はどうしても声が小さくなってしまうのです。
この人とは接しやすいと思う相手に対してなら、もう少し声を大きく出せるかもしれません。相手に対しての苦手意識から、声が小さくなってしまう心理がはたらくのです。
それでも話さなければいけないと、自分で自分を追いつめるので、より怖くなってしまうのでしょう。
やりとりがしにくい、この人とは接しにくいな…と思う相手は、誰にでもいるものです。これが分かると、自分だけではないと思いもう少し気楽に相手と話せるようになるかもしれません。
声の大きさが分からない
自分の声の大きさが合っているのかどうか分からず、自信が持てない人もいます。自分が耳で聞いている声と、人に聞こえる声は違うもの。
これは声の大きさにも言えると思うと、声をどのくらいの大きさで出せばいいのか分からないのです。
この大きさで話してみよう…と自分なりに考えているのですが、相手にとっては「声が小さいな」と思う時も。
もしも相手がなんとなく自信がなさそうに話してきた時には、「どうしたの。声が小さいかも」と伝えると、この大きさではマズイと気が付くのです。
容姿に自信が持てない
容姿に自信が持てない人は、声を出したくても自分に注目されるのが怖くて出せない場合がります。
できるだけ静かにしていたい、誰からも注目されたくないと思っているので、目立たないように声を小さくしているのでしょう。
もし目立つような声を出すと、人に容姿を注目されてしまう。こう考えるので、できるだけ小さな声で話して、人に見られたくない思いがあるのです。
でも、人は容姿が全てではありません。相手の良い面について褒めるようにしてあげると、少し気持ちが楽になり、声を出しやすくなってくるのです。
自信がなさそうにしているのを見るのは、こちらも少し辛いですよね。このため、相手の良い面を見つけるようにしてみましょう。
自分では気が付かない良い面が必ずあるはず。「眼鏡のセンスが良いね」「おしゃれなバックだね」など、持ち物から褒めてみるのもいいですね。
会話が苦手
会話を苦手としている人は、できれば人と話さないまま一日を終えたいと思う場合も。会話がしたくて仕方がない人もいれば、できるだけ話したくない人もいるのです。
わざと会話を盛り上げないようにしている
会話を盛り上げるためには、抑揚をつけて話すのが必要です。でも会話をこれ以上続けたくないので、できるだけ小さな声で話して盛り上がらないようにしようとする思いも。
小さな声で話してくる相手に対しては、こちらもあまり話したくないのかな?と思うため、会話を早めに終わらせようとしますよね。
相手はそれを望んでいるのです。でもだからといって、話さなければいけないような内容もあるはず。
仕事仲間などについては、相手が話を早く切り上げたくても、きちんと内容を把握したいのでもっと聞かせて欲しい思いもあるでしょう。
こういう時には、相手に質問をしていくといいですね。そして答えに対して、少しオーバーリアクションをしてみると、相手はこちらのリアクションに興味を持ち気持ちが楽になります。今までよりも声を大きくして、話しやすくなるでしょう。
負けている思いがある
自分よりも仕事のできない相手、モテない相手だと思うと、声を大きくして話す人も。でも自分が明らかに負けていると思うと、悔しい気持ちがあり声が小さくなってしまうのです。
どうしたら勝てるのだろう…と探る思いもあるでしょう。ここで大きな声で話してしまうと、相手を探れなくなるので、出来るだけ小さな声で話して相手の様子をうかがう場合も。
負けていると思っていても認めたくない気持ちがあるので、ここで相手がどう出るのか観察をしたい気持ちもあるのです。
こういうタイプは声が小さいだけではなくて、できるだけこちらに話させようとしてくるでしょう。相手の欠点を見つけたい思いが強いので、自然に声を潜めるようなことをするのです。
楽しい話題が見つからない
話していて「この話題なら大丈夫!」と思うものが見つかると、意気揚々と話す人もいますよね。
でもこれは楽しいと思える話題が見つからないので、どうしても声が小さくなるのです。相手に対して申し訳ないと思う気持ちもあるでしょう。
相手が楽しい話題を出してくれて、これで楽しい時間が過ごせた後に、今度は自分が話題を出す番と思うと、緊張やプレッシャーがあるのです。
でも、自分には楽しい話題が見つからないので、仕方がないからこの話題を…と思い、話してくるケースも。
でも話題があまり楽しくないと自分で分かっているので、勢いよく話せないのです。
トラウマがある
会話をしていて、相手から冷たい言葉を言われて傷ついた経験のあるような人は、人と話す時にそのトラウマが蘇ってくることも。
もう二度とあのような辛い思いをしたくないと思うので、どうしても声が小さくなってしまうのです。
でもトラウマに負けたくない思いがあるので、葛藤状態の中話すことに。こうなるとどうしても声が小さくなり、相手に自分の気持ちを伝えにくくなってしまうでしょう。
まとめ
声が小さい人の心理は、迷いながら辛い思いをしながら話しているケースもあるのです。このため、声が小さいことをあまり厳しく指摘せずに、フォローをしてあげる優しさを持ちましょう。
相手がそれをコンプレックスにしている可能性もあるので、こちらが少しずつでも取り除いてあげる工夫をしたいですね。
そうすれば相手は話しやすくなり、声が段々と大きくなってくる可能性も十分にあるのです。
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