よく笑う人がいると、一瞬で明るい雰囲気に包まれます。いつの間にか人が集まり、笑顔の輪が広がっていく光景に違ったオーラを感じることも。笑って話を聞いてもらうと、こちらまで嬉しくなりますよね。
わざとらしい笑い方ではなく、自然な表情でよく笑う心理には、どのような本音が隠されているのか気になるところです。
よく笑う人の心理から、周りの気持ちを掴む秘訣も見えてくるはず。それでは、笑顔に隠された本音についてお伝えしていきましょう。
目次
穏やかな関係を築きたい
よく笑う人の心理は、周囲への観察力が優れているところがあります。周りの雰囲気を素早く感じ取り、嫌な気分にならないように常に気を配っているのです。よく笑うと、心理的にも周囲に対して穏やかな感情になり、柔らかい雰囲気を感じるでしょう。
どんよりとした重たい空気に耐えられず、笑顔を絶やさず接しながら穏やかな空気を作る特徴も。大声で笑うよりも、物静かな笑みが印象的に映るでしょう。
中立な立場を貫きたい
意見が分かれると、どちら側につくのかで流れが変わりますが、笑顔でその場をごまかそうとする場合も。よく笑う人の心理には、中立な立場を貫こうするため、時には周囲をイライラさせてしまう態度をとることがあるでしょうね。
しかし、それぞれの良さを理解しようと向き合い、協調性を大切にしたい思いが次第に周囲にも影響していくでしょう。穏やかな話し合いを好み、平和的な解決を求めながら、友好的な関係を築こうとしています。
周りの意見を尊重
自分のことよりも周りを気遣う、よく笑う時の心理。どんな時も周りに合わせるところがあり、笑顔を絶やさずに接していきます。
相手の意見を否定することなく、頷きながら聞いてくれるので、一緒に居ると気分が良いのです。周りの心を開いて、距離を縮めてくれるでしょう。
しかし意見を求められても、最小限に抑えるところがあります。本当は言いたいことでも、感情を抑えてしまう場合も。優柔不断に思われがちですが、笑顔の奥にははっきりとした気持ちが秘められているのです。
ポジティブさをアピール
よく笑う時の心理は、明るいポジティブさを周囲にアピールしている場合も。心の奥ではへこんでいても、周りに悲しい顔を見せられない思いが強く、笑顔で気持ちを隠しています。
自分自身でポジティブに切り替えて、受け止めようとする健気な面もあります。その姿に心を打たれ「更に頑張ろう」と、周囲に力を与えてくれる存在となるでしょう。
裏表がない性格
表面とは違い、冷たい感情を内に秘めていることもあれば、おおらかさを持ち合わせた人もよく笑う心理状態に。裏表がなく、心で感じたままが表情に表れます。
失敗して落ち込む状況でも、前向きに笑顔で受け入れるため、近寄りがたいところがありません。気兼ねなく、声をかけられるでしょう。よく笑うので、心理的に心が広いと思われることも多いでしょう。
失敗を笑ってごまかしているように見えますが、しっかりと悪い点を見つめ直して努力するタイプです。全てをポジティブに捉えると、焦りや気持ちを追い詰めることがなく、心の余裕を感じるもの。いつも前向きにチャレンジしていく姿勢でいるため、応援したいと思わせる良さがあるでしょう。
寂しがり屋な面も
表情をコロコロと変えてよく笑う心理には、笑顔と同じくらいの寂しさを抱えている人も。「一人になるのが怖い」と感じる分だけ、笑顔で周囲を引きとめようとする弱さを秘めています。胸の内をさらけ出すのが苦手で、ポジティブな自分を装ってしまうところがあるでしょう。
「寂しい」と言葉にするよりも、笑顔で明るく振る舞うと、自分自身も元気になれるもの。いつの間にか、心の底から楽しんでいる自分に気付きます。
しかし寂しさが募ると、相手の状況に構わず一緒に居たがるため、嫌がられる場合も。感情のギャップが大きすぎるので、心から笑っていないと感じた時は、話を聞いてあげるとよいでしょう。そうすれば、悲しみや辛さを吐き出しやすくなるでしょうね。
親しくなりたい
よく笑う人の心理には、心の壁を取り除いて「仲良くなりたい」という気持ちが込められています。笑うことで親しみを込め、敵意がないことを表現している場合も。
自分から心を開いて気持ちをアピールすると、少しずつ打ち解けて、相手の気持ちが掴めることがありますよね。笑う姿を見ると心理的に親近感が湧き、初対面なのに初めて会った気がしない感覚に。話しやすい雰囲気は、心の壁を壊して距離を縮めるきっかけを作ります。
印象良く見られたい
笑顔は、好印象を与える表情のひとつです。よく笑う心理には、好かれたい気持ちが表れています。「仲間外れにされないように」と好き嫌いをせず、誰に対しても同じ態度で接するのです。
どんな話題でも嫌な表情を見せずに、ニコニコしながら話を聞くので、また話を聞いてもらいたい存在になる場合も。異性の場合は「恋愛感情があるのではないか」と、勘違いする人もいるでしょう。
印象良く見られることで、何でも話してもらえる関係を望んでいます。好きな人にとって、特別な存在になりたい思いが強いため、面白くない会話でもよく笑う仕草を見せるでしょう。
仲間意識の表れ
相手と一緒に笑い合えると嬉しくなるのが、よく笑う人の心理。笑うツボが同じ人といるのは、居心地が良く「もっと仲良くなりたい」と仲間意識が芽生えることがあります。
緊張感も、笑顔と共に次第に解けていき「相手を知りたい」と興味を持つ時も。親しみを感じると会話も弾み、さらに笑いが込み上げてくるでしょう。
「自分を知ってもらいたい」とも意識し始め、いつまでも語り合いたい気持ちが高まります。心の底から「信頼し合える仲間になりたい」という思いが溢れているのです。
まとめ
元気いっぱいのイメージがある、よく笑う人の心理。心の奥では弱さを隠している部分もあり、繊細さを秘めています。
なにか嫌なことがあっても、笑顔で接していくと前向きな気持ちになりますよね。誰かのためだけでなく、自分自身のためにも、よく笑う習慣はプラス思考を生み出します。
ネガティブな気持ちで苦しくなった時は、鏡の前で笑う練習をしてみませんか。明るい表情に変わると、考え方もポジティブに変化していくもの。前向きな気持ちになることで、自然と笑顔で過ごせる機会が増えるでしょう。
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